配信予定・最新刊

作品一覧

  • 35歳の哲学者、遺伝性がんを生きる それでも子どもを望むということ
    5.0
    1巻2,403円 (税込)
    子どもがほしい。でも病気は遺伝させたくない。 32歳の不妊治療中に発覚した遺伝性乳がん。今の日本では、子どもに病気を遺伝させない技術が使えない。なぜ――? ・父方? 母方? 遺伝性のがんがわかったとき最初に思ったこと ・遺伝性がんでも子どもがほしい。「着床前遺伝学的検査」という選択肢 ・わたしが海外で着床前診断をすると決めた個人的な理由 ・日本で着床前診断のルールを作る日本産科婦人科学会 ・遺伝性がん患者に「生殖をめぐる自己決定権」はないの? ・遺伝性疾患がますます明らかになる時代に向き合うべき課題 遺伝性がん患者の着床前診断は本当に「命の選別」なのか? わたしは哲学者として、答えのない問いを考え続けなければならない――。日本社会が長く目を逸らしてきた問題に勇敢に挑む。
  • きれいはいまもゆれている―外見・身体・アイデンティティの交差点―
    -
    1巻3,190円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 整形し、メイクし、脱毛し、アンチエイジング治療を受ける。 ヴァーチャル空間やSNSで自分の理想形に加工した自分像を作り出す。 なぜこれほどに「美しくなること」を追求するのか。 現代社会における美容実践を通して、その奥にある社会力学を捉える。
  • 女の子のための西洋哲学入門
    NEW
    4.3
    1巻3,630円 (税込)
    これまでの「男性のための哲学」ではない、もうひとつの哲学へ。 「女の子」が成長し大人になっていく過程で考えるべき哲学の問いを解きほぐし、 「自由に思考を広げること」、そして「自分の力で考えながら生きること」の楽しさとかけがえのなさを説く。 女性哲学者たちがいざなう、かつてない哲学入門・画期的エンパワメントの書! あなたは、哲学の歴史のなかで、女性の哲学者の名前を10人挙げられますか? 3人ならどうでしょう? ほとんどの人にとって、それはむずかしいことなのではないでしょうか。 女性は長い間、哲学の分野で疎外されてきました。なぜなら、彼女たちの貢献は歴史的に男性たちの業績として扱われたり、あたかも貢献など存在しないかのように葬り去られたりしてきたからです。 本書は、女性哲学者たちが「自分が18歳から20歳くらいだった頃を振り返り、自分自身の疑問を見つけ、知的に成長しつつあるその時期に、どんな本があったらよかったか、そしてその本にどんな章があったらよかったか」というテーマで執筆した、新しい「哲学への扉」とでもいうべき本です。 女の子や若い女性を哲学的な思考へと招き入れ、哲学的に物事を考えてみるよう勇気づけるものです。 哲学に触れ始めたばかりのひとにもおすすめできるこの本は、哲学的な問いとは何か、そしてそれが女の子や女性の生活や人生にどのように当てはまるのか、幅広い視点と思考を広げていくヒントを提供します。 本書では、哲学のおもな分野(形而上学、認識論、社会哲学・政治哲学、倫理学)が扱われます。どこからでも読める章立てなので、構える必要はありません。ジェンダーと哲学の交差点について興味のあるひとにとって必ず役立つ1冊となるでしょう。 例えば、アイデンティティや自律といった自己のあり方、科学や芸術や疑いといった知のあり方、人種やジェンダーといった社会構造や権力関係が私たちの現実をどのように形づくるのか、そして、怒りや共感や勇気などの感情と倫理の関わりを現実の問題の中でどのように考えていけるのか。 2020年代の今を生きる私たちにとっても切実で、好奇心を刺激する哲学的なテーマを、生き生きと魅力的な文体で、親しみやすく説いていきます。 いままさに女の子であるあなた、あの頃女の子だったあなた、これから女の子になっていくあなた、女の子と見なされたことのあるあなた、女の子のことをもっと理解したいあなたへ──すべてのひとを歓迎する、私たちのための哲学への招待です。

ユーザーレビュー

  • 35歳の哲学者、遺伝性がんを生きる それでも子どもを望むということ

    Posted by ブクログ

    ・どうして着床前診断ができないのか、という失望に対して、諦めて飲み込むのではなくて、原因を歴史だったり社会の構造だったりに分解して考察して、個人にできることに落とし込む、しかもそれを体現しているという生き方が本当に素敵。感化された。
    ・特定の研究が生まれづらいアカデミアの構造についての説明が目から鱗で面白かった。
    ・哲学って正解のないことを悶々考えている(どちらかと言うと)実用性の薄いイメージがあったけれど、生活に沿ったとても面白い分野なのだと分かった。

    0
    2025年08月17日
  • 女の子のための西洋哲学入門

    Posted by ブクログ

    「グノーシセアウトン」(汝自身を知れ)
    古代ギリシャ語のこの言葉から始まる、「思考する人生」への賛歌のような哲学入門書。
    現代の「女性」哲学者20人による執筆であることはもちろん、翻訳者も全て「女性」哲学者、その数13人!
    白人男性主体の西洋哲学にあって、白人のみならずアジア系アフリカ系であったりする女性哲学者達が、20の項目それぞれについて、確固たる哲学の知識とともに、もともと「男の子用」だった世界に「男の子用」ではない場所を作るために、全ての人に開かれるべき門を作ってくれている。タイトルには女の子とあるが、もちろん全ての人に、だ。
    ただやはり、女性として、白人以外として、抑圧された経験があ

    0
    2025年04月25日
  • 女の子のための西洋哲学入門

    Posted by ブクログ

    連続読書会に参加したことで、ようやく読み終えることができました。タイトルにある「女の子のための」という言葉が印象的で、あえてそう名付けられていることに深い意味があるように感じました。
    読んでみると、正直わたしには難しく感じる部分も多かったです。でも、女性哲学者の視点から語られる哲学は、これまでの「哲学」のイメージとは違って、実体験に根ざしたものが多く、心に残る言葉がたくさんありました。
    知らなかった学問分野や考え方が散りばめられていて、「わたしが知らないだけだったんだ」と気づかされる場面も。自分が何かを「思い込まされている」ことに気づくこと、そしてそこから一歩踏み出して行動することの大切さを教

    0
    2025年08月09日
  • 女の子のための西洋哲学入門

    Posted by ブクログ


    タイトルと前書きから、女の子向けにわかりやすく哲学を解説する本と理解し、
    500ページ以上の分厚いページをめくり始めた。
    最初のうちは確かに哲学の定義?お話で、文字が目の前を通り過ぎた。
    ページをめくる手も速くなる。
    しかしだんだんわかるようになってきた。
    まず先日読んだばかりのフランケンシュタインの著者メアリー・シェリーが出てきた。
    これでめくるスピードが戻った。
    そしてさらに、テーマが差別になってきた。
    差別には敏感。
    女性差別を中心に、さまざまな差別について述べられている。
    差別は哲学のテーマになりうるんだ、、と理解。
    内容は、これまで学んできた内容から真新しいものはなかったが、
    再確

    0
    2025年05月09日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!