川島徹の作品一覧
「川島徹」の「家族は知らない真夜中の老人ホーム ――やりきれなさの現場から」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「川島徹」の「家族は知らない真夜中の老人ホーム ――やりきれなさの現場から」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
『メーター検針員テゲテゲ日記』の川島徹さんがその後、介護施設で働いていたことが語られる。それが見ていられないようなひどい施設で、そんな施設はほんの一握りであると思いたい。うちは父方と母方の祖母が二人とも最後は施設のお世話になっていて、馴染みがあるし、母もかなり弱って来ていていつ施設に入るか分からない。
特にひどいのが死にかけているおばあさんにスプーンを使わせず、箸を使わせて、顔を上げられない状態なのに食べ物を口に詰め込むなどの虐待だ。決して他人ごとではなく自分も将来そんな目に会うかもしれない。これから先、日本が今以上に貧しくなったらもっとひどくなる。恐ろしい。
Posted by ブクログ
夜中の施設の利用者と職員の様子に焦点を当てて書かれた作品。活字は大きく、福祉に詳しくなくても用語解説がされており分かりやすく読める。
介護職の経験があったため、共感できることが多かった。特に、夜勤中の仮眠時に利用者の動く音がして起きるというまえがきから共感してしまった。
本だと介護の綺麗な部分だけが書かれていることも多いような気がするが、本書は介護の現実的な部分(人が少なく日中座っているだけの利用者が多い等)の部分も書かれており良かった。
しかし、本書に出てくる上司が変わりと呼んでいいのか、変な人が多すぎると言った印象。ここまで変わり者でよく勤められているなと笑
介護はなかなか正解が難し