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ユーザーレビュー

  • 地下鉄サリン事件はなぜ防げなかったのか 元警察庁刑事局長 30年後の証言

    Posted by ブクログ

    あとからなら何とでも……あの時こうしていれば防げたのではないか、組織のこの部分が予防の妨げとなったのではないか、と言える。警察組織の縦割りである部分は、平時において有効でも未曾有の事態に耐えきれなかったことがよく分かるが、さりとて、大きな組織が分業を欠いて回るわけもなく、なんとも難しい気持ちで読んだ。余談だが、まーた神奈川県警は……と思ってしまうフシもあった。

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    2025年08月02日
  • 地下鉄サリン事件はなぜ防げなかったのか 元警察庁刑事局長 30年後の証言

    Posted by ブクログ

    未曽有のテロである地下鉄サリン事件から30年が経過した中にあって、オウム真理教関係事件の捜査の中心にいた当時の警察庁刑事局長であった垣見隆氏が、松本サリン事件、地下鉄サリン事件、警察庁長官狙撃事件などの一連の事件への警察の捜査の状況や課題について、当時の資料やメモも踏まえ、詳細に証言した一種のオーラルヒストリー。その中で、警察はオウム真理教とサリンの関係を事前につかんでいたにもかかわらず、なぜ地下鉄サリン事件を防ぐことができなかったのかという点についても迫っている。
    本書は、社会に大きな影響を与えたオウム真理教関係事件の捜査の「当事者中の当事者」である当時の警察庁刑事局長が、警察はオウム真理教

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    2025年05月03日
  • 地下鉄サリン事件はなぜ防げなかったのか 元警察庁刑事局長 30年後の証言

    Posted by ブクログ

    オウム操作の最高責任者であった垣見隆のオーラルヒストリー。本文に名前は記載されていないが、4名が参加している。

    本書のタイトルに明瞭な解答がされるわけではないが、不明瞭だからこそ本書のような内容になったともいえる。要因は、警察の機構、文化、メディア、信仰の自由への配慮、さまざまである。垣見は國松長官狙撃事件以後に更迭、失脚するのだが、これも事件対応だけでなく警察内での軋轢があったようである。

    内部のごたごたはとにかく、対応に関しては非常に評価がむずかしいようである。少なくとも垣見個人の責任に帰せるようなものではないだろう。
    警察機構は、トップダウンといえばトップダウンなのだが、指示系統の仕

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    2025年04月05日
  • 地下鉄サリン事件はなぜ防げなかったのか 元警察庁刑事局長 30年後の証言

    Posted by ブクログ

    最後は「わからない」で締めくくられているけど、麻原が考えていたことを理解できる人間はいないだろうから、神格化に結びつけるようなのはやめた方がいいのでは。

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    2025年11月09日
  • 地下鉄サリン事件はなぜ防げなかったのか 元警察庁刑事局長 30年後の証言

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    松本サリン事件の動機を知らずに生きてきていた事実にショックを受けながら読んだ。
    尋問事項が良いというか聞きたいことを聞いてもらえている感があった。坂本弁護士の属性が最初のうちは捜査に影響していたと思うという答えに,やっぱりかと怒りに震える(さらに最初だけじゃないんじゃないかと言いたくなる)。影響はなかったと答えられても,そんなわけなかろうと怒りに震えただろうけど。
    垣見さんは優秀な人なんだろうと思う。
    ロクヨンとか横山秀夫さんの小説の世界が本当にあるんだなという感想をもった。

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    2025年06月18日

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