作品一覧

  • はじめての日本国債

    はじめての日本国債

    小説・文芸

    4.2
    1巻1,100円 (税込)
    「国債」とは何か。おそらく多くの人が「国の借金」と答え、いい印象は抱いていないだろう。しかし、国債が経済においてどのような役割を果たしているかはあまり知られていない。実は国債の仕組みがわかれば、いま日本経済で起こっている変化を理解するのが容易になるのである。国債の定義、価格決定メカニズム、発行方法、主要投資家(日銀、銀行、生命保険会社等)の役割、そして金融政策との関連性について等、日本における国債の仕組みを入り口に、債券や証券、日銀の市場操作などの金融政策、銀行や生命保険の運用などの解説を通して、日本経済の見方が身に着く入門書。
  • 為替介入とは何か 200兆円規模「外為特会」が生まれた謎

    為替介入とは何か 200兆円規模「外為特会」が生まれた謎

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    2020年代以降進んだ円安により、財務省が実施する「為替介入」がメディアなどでも話題に上るようになった。しかしその内実は、あまり一般の人々に明かされていない。本書は実務家として経済政策の最前線にもかかわってきた経済学者が、為替のメカニズムや介入実施の過程、政策としての歴史を解説。さらには為替介入によって生まれる外貨建て資産「外為特会」の謎を明らかにする。ロングセラー『はじめての日本国債』の著者による、世界経済を読み解くための基礎知識が身につく最良の入門書。

ユーザーレビュー

  • はじめての日本国債

    Posted by ブクログ

    日経新聞の連載が分かりやすくて本書を手に取りした!より深く学べてよかったです。
    為替介入も読んでみたい。

    0
    2026年09月27日
  • はじめての日本国債

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本書は、日本国債や金利について学び直したい人にとって、とてもよい入門書だと感じました。

    「長期金利が上がった」「日銀が利上げした」「YCCが撤廃された」――ニュースではこうした言葉をよく見ます。しかし、なんとなく大事そうだとは思っても、実際に何が起きているのかはわかりにくいものです。私自身も、これまではこうした言葉を十分に理解しないまま読み流していました。本書を読んで、その見え方がかなり変わりました。

    特にわかりやすかったのは、「金利が上がると国債の価格は下がる」という説明です。債券の入門で多くの人がつまずくところですが、本書ではこれをとてもシンプルに説明しています。金利とは、国債を持つことで得られるリターンです。つまり、高い値段で国債を買えば、その分リターンは下がります。この考え方がわかると、「金利と価格は反対に動く」という関係が自然に理解できます。難しい公式から入るのではなく、直感で理解できるように説明している点が見事でした。

    もう一つよかったのは、読者が市場の参加者になったような感覚で読めることです。証券会社のトレーダーとして国債を仕入れ、リスクを管理し、先物でヘッジする。あるいは、財務省や日銀の担当者として市場を見ていく。単なる制度の説明ではなく、「その立場なら何を考えるのか」という視点で国債市場を理解できます。

    本書を読むと、国債市場はただ数字が動いている場所ではなく、多くの参加者によって成り立っている仕組みだとわかります。市場の流動性も、自然に存在しているものではありません。証券会社、銀行、生保、財務省、日銀など、それぞれの立場の人たちが工夫しながら、かろうじて支えているものです。流動性は当たり前にあるものではなく、壊れることもある。この視点は、金融市場だけでなく、プラットフォームやコミュニティの運営にも通じるものがあると感じました。

    また、2013年の異次元金融緩和から、マイナス金利、YCC、そして2024年の政策変更までの流れも、断片的な出来事ではなく、一つのつながった物語として理解できました。これまでニュースで見ていた言葉が、国債市場という土台の上でつながって見えてきます。

    もちろん、本書だけで国債や金融市場のすべてがわかるわけではありません。新書なので、金利計算やデリバティブの細かな数理までは深く扱われていません。また、株式やマクロ経済、実質金利について詳しく学びたい人には、別の本も必要になると思います。政策に関する説明も、2024年ごろの状況を前提に読んだほうがよい部分があります。

    それでも、本書のよさは「すぐに儲かる投資法」を教えるところにはありません。むしろ、「自分のお金を動かすなら、まず自分で学ぶ必要がある」という当たり前だけれど大切な姿勢を教えてくれます。金利や国債のニュースをきちんと理解したい人、NISAや資産運用を始める前に土台を固めたい人に、まずすすめたい一冊です。

    0
    2026年08月29日
  • はじめての日本国債

    Posted by ブクログ

    国債市場を非常にわかりやすく解説した良書。
    国債の商品性だけでなく、日銀の金融政策や投資家の行動原理などの説明があるので、市場がなぜそういう動きをするのかが理解しやすい。

    0
    2026年08月04日
  • はじめての日本国債

    Posted by ブクログ

    そもそも「債券とは何か」から始まる国債の入門書。なぜ国債価格は変動するのか、なぜ長期金利の上昇が国債価格の低下を意味するのか、誰が売り買いしているのか、日銀は何をしているのか、など基本的な仕組みが丁寧に解説されている。

    0
    2026年06月08日
  • はじめての日本国債

    Posted by ブクログ

    最近「個人向け国債」という言葉をよく耳にするようになり、国債の概要理解を目的に本書を読んだ。

    日本国債は一度購入したら満期まで保有するものだと理解していた。しかし実際には、巨大な市場の中で活発に売買されていることを知った。また、日銀の政策についても理解が深まった。

    (予備知識がほとんどない私にとっては)難しく感じる箇所もあったが、2周読むことで概ね理解できた。
    資産運用や日本の財政状況を学ぶための「最初の一冊」として良いと感じた。

    0
    2026年02月17日

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