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  • ゴジラvs.自衛隊アニメの「戦争論」
    4.1
    1巻1,200円 (税込)
    軍事の専門家が熱く語るアニメ・特撮の戦争 「『機動警察パトレイバー』首都防空通信は実際に自衛官の目にどう映ったのか」 「『新世紀エヴァンゲリオン』の世界ではソ連は崩壊していない」 「『風の谷ナウシカ』のバカガラスはナチスドイツで開発されたギガントと同様の運用がなされている」 「『宇宙戦艦ヤマト』の多層式航宙母艦の運用構想は、日本海軍の三段式時代の空母「赤城」と同じなのか」 「『シン・ゴジラ』で使用が検討される核兵器は、名前が違う?」……。 アニメや特撮を、軍事や各ジャンルの専門家が本気で語る。 “虚構”と“現実”、戦争の本質は変わらない――。

ユーザーレビュー

  • ゴジラvs.自衛隊アニメの「戦争論」

    Posted by ブクログ

    東京大学准教授の小泉悠、防衛政策研究所の高橋杉雄、朝日新聞の太田啓之、ドイツ人のエヴァファン マライ・メントラインらによるアニメテクノロジー論。機動警察パトレイバー、エヴァンゲリオン、宮崎駿アニメ(特に飛行機が出てくる紅の豚、ナウシカ、風とともに去りぬ)、ゴジラが何をオマージュして作られたのか、現実のテクノロジー的には何が可能か、座談会5回分を書き起こした本であるが、本当のオタクはここまで深いのか、読んでいてある意味爽快感がある。

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    2025年05月01日
  • ゴジラvs.自衛隊アニメの「戦争論」

    Posted by ブクログ

    小なりとはいえ、一章割いて、「佐藤大輔」について語っていただいている。このありがたさ。新刊をもう手に入れられない身にとっては(高橋氏もご同業だが)ありがたみがあふれている。
    アニオタが軍事政策の中枢にいる。そんな日本だからこそ、守る価値があるのではないか。そのように思える一冊なのである。
    高橋杉雄さん、佐藤大輔で一冊書いていただけませんか?

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    2025年03月09日
  • ゴジラvs.自衛隊アニメの「戦争論」

    Posted by ブクログ

    軍事評論家 小泉悠氏を中心に高橋杉雄氏、太田啓之氏、マライ・メントライン氏らのアニメや特撮の中の軍事に関する対談をまとめた著作。帯には「機動警察パトレイバー」「新世紀エヴァンゲリオン」「風の谷ナウシカ」「宇宙戦艦ヤマト」「シン・ゴジラ」が挙がっていますが、実際には脱線に脱線を繰り返し果てしない旅に。対談内容はもっと凄かったのかなと想像。編集さんは脚注が多くて大変だったと思います。とにかくパネリストの知識量の多さに舌を巻きます。読後は、「よくわかんないけど、なんかわかった!」って感じになります。

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    2025年08月23日
  • ゴジラvs.自衛隊アニメの「戦争論」

    Posted by ブクログ

    変なタイトル!
    戦争おたく?戦闘機おたく?戦車おたく?兵器おたく?映画おたく?アニメおたく?である
    ロシアの軍事・安全保障の専門家、小泉悠氏を中心に、戦争について?語る語る。

    ?ばかりで恐縮だが、
    題材の多くは映画やらアニメやら。

    ゴジラマイナス1とシンゴジラの違い??
    エヴァンゲリオンも時代時代それぞれの映画の描き方、特にアスカ!
    ナウシカや風立ちぬを中心に宮崎駿。紅の豚も出たかな。

    ・・・私も触れている世界であるだけに、状況はある程度理解できるが、
    戦闘機の車輪の出方なんてところに目が行くなんて、、、

    極めるってのはすごいことだ。
    わからんところは斜め読み、知ってる世界は思い出しな

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    2025年05月29日
  • ゴジラvs.自衛隊アニメの「戦争論」

    Posted by ブクログ

    いい歳した大人がワチャワチャとアニメや特撮について楽しく語るのを見て(読んで)楽しむ本。いわゆる職業オタクでなく社会的に知的とみなされる職業に就いている人たちが対談しているところに令和的な新しさを感じる。マライさん登場会が文化的な違いにも言及され、単なる戦争論にとどまらず面白かった。

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    2025年05月01日

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