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  • 数学はそんなものじゃない!
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「積み重ねがだいじ」「抽象的だから難しい」「正誤がはっきりしている」 ……それって本当? ずっと信じられてきたドグマ(思い込み)から抜け出せば、 もう算数も数学もこわくない―― 頭と心を耕す、新しい数学のすすめ なぜ算数・数学にまつわる思い込みは生まれ、長らく信じられてきたのか? どのように学びを妨げ、たくさんの子どもたちに不安を与えているのか? 数学という学問の歴史や本質を読み解き、 「積み重ねがだいじ」「限られた人にしかできない」など5つのドグマを打ち破っていく。 実践セクションでは、楽しく学ぶアイデアや教室でのアクティビティなど、 オルタナティブな教え方・学び方を紹介。 算数・数学を学ぶ子どもたち、教える先生や大人たち、そして学び直す人たちに、 自信とインスピレーションを与える一書。 学びのルートは一つじゃない! 【目次より】 ◆ドグマA 数学は積み重ねが大事なつみきのような教科である……という思い込み ◆ドグマB 数学は常に正しいか間違っているかである……という思い込み ◆ドグマC 数学は文化に左右されない……という思い込み ◆ドグマD 数学は才能のある人のもので、みんなのものではない……という思い込み ◆ドグマE 数学は抽象的だから難しい……という思い込み

ユーザーレビュー

  • 数学はそんなものじゃない!

    Posted by ブクログ

    文系か理系かという専門分野の選択があたかも人間性にまで通用するかの錯覚は、少なくとも日本社会においては普遍的な偏見の一つである。勉強したことによる専門性による得意分野の違いはあれど、通常は誰しも両方の素養を備えている。一方で我々は、「数学そのものに対しても偏見を持っている」というのが本書の面白い視点だ。

    それに入る前に〝文系理系論争“を少し掘り下げてみたい。お互いがお互いを揶揄する時、極端に言えば文系は理系を「融通が利かない専門バカ」みたいな印象で、逆に理系は文系を「論理性のない、あるいは単に数学ができないバカ」みたいに語りがちだ。

    だが先述の通り、これは両方人間には必要な要素であり、文系

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    2025年10月14日

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