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「山口亮」の「2030年の戦争」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山口亮」の「2030年の戦争」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
対話形式ということもあり、非常に読みやすく、分かりやすいです。
カバー範囲も広く、「戦争とは何か?」「国防計画とは何か?」というところから、「戦争におけるAIの適用可能性・有用性」といったところまで議論され、更には「将来起こりうる有事のシミュレーション」および「日本が何をすべきか」ということまで触れられてます。
軍事については素人ですが、「軍事力とは即応力であり、構造即応力と運用即応力に分かれる」「国防計画とは究極のマネジメント問題」という指摘は、民間企業にも通じるところがあるように感じます。C4ISRについてはより深く勉強したいところです。
細かなことを言えば、AIに意思決定の責任は取れないのでAI指揮官のようなものは難しいが、兵站を考えるのは向いている、という指摘も関心を持ちました。
Posted by ブクログ
良書。
安全保障や軍事に関して基本的なところは知識があると、なお読みやすい。
「もし、日本が戦争に巻き込まれるとしたら?」というシナリオは4章にあるのだが、著者も書いているとおり、正確に予測することは出来ない。
この本で重要なのは特に「2章 軍事力とは即応力である」ではないかと思う。一般的な軍事力の比較では、なぜ兵員数と装備品(航空機・艦船等)の総数で比較されるのか、なぜそれが実態を現していないのか、これまで十分に説明されてこなかった点を明確に解説している。
またその理解により、装備品のスペックでの優劣を測る傾向や空母保有論、核武装論まで、巷の軍事情報通?の方々の主張するポイントがなんだかなぁ、というモヤモヤを言語化することが出来るだろう。(まぁ主張にC4ISR が出てこない段階でお察しなのだが。)
本書は当然のごとくC4ISRに関するの記述も多く、「戦争論」から始まり、米露の戦略の変遷などについても豊富な知識、文献による解説があり、過去からの戦略・戦術思想についての知見を深めるのにも適している。
この方々に国家防衛戦略の策定を任せた方が良いのでは、と思わせる本。
Posted by ブクログ
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2022年に、ロシアによるウクライナ侵攻が、勃発しました。
また、中国が台湾を武力により統合する可能性も、取り沙汰されています。
近隣諸国による不穏な動きを見聞きして、「日本は今後、どうなってしまうのだろう?」と、不安に感じています。
日本の防衛力強化についても情報を得たいと思っていたところ、この本の存在を知りました。
近未来の(日本に影響がありそうな)戦争勃発の可能性が論じられてそうな題名が気になり、読むことにしました。
本書は、安全保障関連の専門家2人による対談を、全5章にまとめた構成となっています。
第1章は、2020年代の戦争とは、どういうものなのか?について。
そもそも、戦争とはどういうものなのか?という説明から始まっているので、自分には理解しやすく感じました。
そして、現在の戦争は対象分野が広くなっていること、いつから戦争が始まったかわかり辛くなっているということも、報道を見聞きして感じていたことと符合するなと思いました。
第2章は、軍事力とは何か?について。
なぜ、軍事大国であるアメリカやソ連・ロシアが、軍事力で劣る国に苦戦してきたのか。
装備の多さ、新しさだけでは戦争の勝ち負けは決まらないのだと、理解しました。
実践経験が乏しい日本の自衛隊が、いざとなった時にどれだけ対応できるのか? 不安に感じました。
第3章は、現代の戦争が過去からどう、変わってきているのかについて。
戦闘が行われている/これから行われる現場の状況が、かなり速いスピードで共有されていることに驚きました。
2025年に自衛隊に統合司令部が創設されたことも、世界の流れについていくための施策なのだと、理解しました。
第4章は、日本周辺で近未来に起こる可能性がある戦争とは、どういうものかについて。
第5章は、では日本は何をすべきか、について。
最初に台湾有事が挙げられていることが、印象に残りました。
日本の防衛力が中国より格段に劣っていること、このため中国を抑止できる要点を見つけて、その点に特化する必要があること。
これらのことを国全体の共通認識として、防衛力強化を進めていくべきだと感じました。
また、北朝鮮、ロシアも関与した複数の有事が同時期に起こることも、夢物語ではないのだと、認識しました。
全体を通じて、話がやや専門的な部分はありますが、自分のような素人にもわかるように配慮されて対話・書籍化されていると感じました。
個人的には、なぜ戦争が起こるのか、軍事力とは何かといった基本的な部分がしっかり書かれているので、今後、この問題を考えるにあたっての基礎知識を得ることができました。
本書を読んで、安全保障というのはただ、武器をどれだけ持っているか?ということではなく、幅広い分野に支えられていることも認識しました。
日本を取り巻く状況も刻々と変わっているので、継続して関連書籍を読んで、知識をブラッシュアップしていきたいと思います。
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