作品一覧

  • 聖と性 私のほんとうの話
    3.0
    ミスヘブン全国1位!数奇な半生を送ったカリスマデリヘル嬢がはじめて明かす宗教2世、男性観、マーケティング、プロモーション術! 日本最高給の風俗嬢のお仕事は「心の接客」だった――。 なぜ男たちは彼女に惹きつけられるのか? 「まりてん」の秘密のすべてがここにある。  とくにいまの世の中では、ネットリンチのように、「やらかしてしまった人」に対するまなざしが厳しすぎると感じています。清廉潔白さばかりを求められる世情ではありますが、人間らしさとは本来、矛盾を抱えてこそのものではないでしょうか。その人間らしさに触れることができる風俗のお仕事(=とくにピロートーク)が私は好きでたまりません。  過去にいろいろなインタビューを受けてこういう話を繰り返していると、記事につくコメントには決まって「この仕事が楽しいなんて病んでる」と書かれます。  そもそも100パーセント心身ともに健康な人間なんているのでしょうか?   病的な部分こそ人間らしさであり、愛おしいのに。その愛おしさは宗教に馴染めなかった自分を肯定してくれるものだからこそ、なおさらなのかもしれません。 (本文より)

ユーザーレビュー

  • 聖と性 私のほんとうの話

    Posted by ブクログ

    これで生きて行く!と思った人は、職種に限らず、本当に純粋な想いがあるんですよね。人はすぐ「外見」で判断しようとするけれど、そんなものはほっとけばいいんです。受信する側は、自分にプラスになるものを気にせず取捨選択すればオッケーかと。愛のある批判的アドバイスを受け入れているのも大物の証拠です。

    0
    2025年08月10日
  • 聖と性 私のほんとうの話

    Posted by ブクログ

    特に印象に残ったことは、
    ・接客中はとにかくお客様の昔の話を引き出す、子供の頃にまでさかのぼって聞き出す。
    というところ。これも相手が依存してしまう一つの方法であることと感じた。

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    2025年07月09日
  • 聖と性 私のほんとうの話

    Posted by ブクログ

    性風俗でキャストとして働き、高い評価を受けている人が著した本。

    生まれ育ちも、仕事に対する姿勢も、著者は自分とそう違う人と割り切ることができない。なんだか分かる感じがする。
    親御さんが自分であっても、不思議ない境遇でもあるように感じた。

    幼い子供を失うという過酷な運命が、多くの歪みを家族に与える。
    自分は幸いにして、そういう運命にはなかった。
    ただそれだけの差に感じる。

    何が幸せだと、一義的に断定することはできない。
    著者が不幸せだと言い切るつもりもない。
    しかし、荒涼とした道を歩んでいることに、勝手ながら慄然とした。

    0
    2025年04月30日

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