作品一覧

  • エネルギーとコストのからくり
    3.3
    1巻836円 (税込)
    「石油は枯渇しないけど、使えなくなる!?」「日本は資源小国ではない」「大規模農業はできなくなる」など、エネルギーのコストパフォーマンスを知ると、今までわからなかった社会のしくみが見えてくる!石油ピークが予想される2020年に向けて、私たちは何を知り、どう行動すればいいのか。低エネルギー時代の新常識をわかりやすく解説。

ユーザーレビュー

  • エネルギーとコストのからくり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    エネルギー、主に石油資源の現状からコストの点で今ある課題を挙げて今後の日本に必要な施策についてアドバイスを送っている。巷にある嘘っぽい中身のない幻想本を読むくらいならすごく現実的なお話をしていると思う。

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    2015年01月29日
  • エネルギーとコストのからくり

    Posted by ブクログ

    今から2年ほど前(2014.4)に、エネルギーについて45の質問に答える形式で解説された本で、米国で爆発的に生産が増えているシェールガスを考慮して書かれています。

    今まで石油については確認埋蔵量という形で表現されることが多かったですが、コストの面から見た場合に、現実モデルと仮想モデルがある中で、現実に使える時期は仮想モデルから考慮すると、やはり石油ピークは存在し、石油の時代が終わる可能性があると私は理解しました。

    以下は気になったポイントです。

    ・採取したエネルギーと、採取するのに使ったエネルギーを比べたものが、エネルギー収支比である。採取するのに使ったエネルギーが大きい場合(1より小さ

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    2016年04月17日
  • エネルギーとコストのからくり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    震災後を強く感じさせる本。データへの主体的な姿勢は良いと思うが、推進派と議論をかみ合わせてよりよくする、という感じにもっていけるのか一抹不安。見せたいところを見せる人を専門家というのもちょっとおっかない。では、素人は見せたいところみたいところだけ言ってるわけじゃないのか、という話になってしまいそう。

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    2015年10月21日
  • エネルギーとコストのからくり

    Posted by ブクログ

    エネルギー収支比=採取したエネルギー/採取するのに使ったエネルギー、高いほどいい。

    1999年イギリスの北海油田がピーク、2001年ノルウェーの北海油田がピーク、最近は中東の石油がピーク。生産側の事情で価格が変動する。

    コークスは石炭を蒸し焼きにして硫黄やコールタールを抜き取って作られる。高炉にコークスと鉄鉱石を入れると、下から鉄が出てくる。

    石油は扱いが簡単。掘らなくても自噴する。点火も楽。

    日本には石炭がある。石油が大量に輸入されたため置き換えられた。釧路炭鉱だけ。

    南関東ガス田=水溶性天然ガス。船橋ヘルスセンターはガスの開発によってできた。しかし地盤沈下で停止。
    関東平野の温泉

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    2014年09月25日

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