作品一覧

  • ヘビ学 ~毒・鱗・脱皮・動きの秘密~(小学館新書)
    4.2
    1巻1,155円 (税込)
    2025年の干支は実に奥深い生き物だった。 ヘビと聞くと、人々はどんなイメージを持つのだろう。 「怖い」「嫌い」という感情を抱く人もいるだろうし、「細長い」「ニョロニョロしている」「毒牙がある」といった生物学的な特徴を思い浮かべる人もいるだろう。 神話や伝承のエピソードから「ずる賢い生き物」を連想する人や、同様の理由から逆に「神聖な生き物」と考える人もいるかもしれない。 このようにヘビという生き物は、人間に様々な想像をかき立てさせる。 ところが、人間は「生き物としてのヘビ」のことをあまり知らない。 「手足がないのになぜ前に進めるのか?」 「ヘビの頭と胴体と尻尾は何が違うのか?」 「ペットとして飼ったら懐いてくれるのか?」 ──そんな素朴な疑問に答えられる人は多くない。 本書では、日本で唯一のヘビ専門研究所「ジャパン・スネークセンター」の研究員たちが、この不思議で奥深い生物について、さまざまな角度から解説する。時には話がニョロニョロと脱線し、“蛇足”のような逸話も盛り込みつつ、ヘビの魅力を語り尽くす。 彼らが「主役」となる2025年を控え、必読の一冊! ※この作品はカラーが含まれます。 (底本 2024年12月発売作品)

ユーザーレビュー

  • ヘビ学 ~毒・鱗・脱皮・動きの秘密~(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    大変勉強になる一冊で、ヘビに対する解像度が高まり、ヘビへの興味を一層掻き立てられた。特に毒と血清の事情のところについては学びが多く、実際の現場に携わっていなければ知ることが中々難しいであろうことを知られてとても良かった。

    0
    2024年12月17日
  • ヘビ学 ~毒・鱗・脱皮・動きの秘密~(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    1位のヒト、2位の蚊に次いで3位となる。ヒトを殺した生物ランキング。毒を持つのは全体の2割。恐れるのは本能なのか。違法に飼育して、逃げ出す事件は過去に何度も。飼っても懐くことはない。それでもやっぱりこの生き物が好き。十二支の1つ。そして今年はその年。嫌われたり、好かれたり。当の本人は本能に従って行動しているだけ。知っているようで知らないヘビの世界。実は意外に奥深い。群馬県太田市にある”ヘビ専門”動物園。創設から50年以上の日本蛇族学術研究所が管理する。行ってみたい。そして、その魅力にとりつかれてみたい。

    0
    2025年03月04日
  • ヘビ学 ~毒・鱗・脱皮・動きの秘密~(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    全世界で約4100種を数えるヘビの生態のあれこれを解説し、さらに全体の2割程度を占める毒ヘビのその毒の種類などについて深掘りし、それからヘビにまつわる事件(違法飼育事件、脱走事件、咬傷事件など)を紹介し、最後に神話や伝承などから人類がヘビに何を見てきたかを辿っていく構成です。

    著者名義の「ジャパン・スネークセンター」は群馬県にある蛇専門の動物園で、一般財団法人「日本蛇族学術研究所(蛇研)」が運営しているそうです。執筆には、研究者四名があたっていました。

    本書で得られる知識の一端を箇条書き的に少しだけご紹介します。

    ヘビには聴覚がない。道にヘビがいてどいてくれないときに、大声で「どいてー!

    0
    2025年02月04日
  • ヘビ学 ~毒・鱗・脱皮・動きの秘密~(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    巳年の出版。ジャパンスネークセンターのスタッフが執筆。ある意味身近だが謎の多い生態に迫る。さかなクンのようなヘビをオチに使う文章も面白い。

    0
    2025年01月28日
  • ヘビ学 ~毒・鱗・脱皮・動きの秘密~(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    巳年という事でお年玉使って購入しました。
    もともと蛇が好きで、飼育している方のYouTube見たりして癒されておりましたので、この機会に新たな一面を知ることができてもっと好きになりました。
    いつか飼育してみたいものです。

    0
    2025年01月14日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!