作品一覧

  • 日本人になったユダヤ人
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    もしあなたが人生に悩み、仕事につまずき、人間関係で苦しんでいるのなら、この本が大きなエールを送ってくれるだろう。 アーロン・モリッツ、後に得た日本名は山川阿倫。 本書は、はるか東洋の異国で日本国籍を取得して事業を立ち上げ、大きな成功をおさめた男の数奇な冒険物語である。(本書「はじめに」より)

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ユーザーレビュー

  • 日本人になったユダヤ人

    Posted by ブクログ

    サクサクと進んで1時間ぐらいで読み終わりましたが、中身は決して軽いものではありません。
    第二次世界大戦中、ユダヤ人として身の危険を感じ祖国脱出。イギリス軍で輸送を担う軍人を経て、身内が経営するフランスの免税店に勤め、そこで出会った日本人従業員が辞めた後、彼女を追って日本へ。
    戦時の特殊事情を生き抜くというのは当時生きている人の多くの人が経験していることだろうけれども、その後、日本へ行くという決断、そして日本国籍を取得し最後は日本で生涯を終えたというのはこの人ならでは。セレンディピティという言葉が出てくるが、きっかけはそれだったとしても、自分の考え方を貫く生き方が美しいとも思いました。
    フェイラ

    0
    2018年09月11日

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