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ユーザーレビュー

  • 人間はだまされる フェイクニュースを見分けるには

    Posted by ブクログ

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    三浦準司
    ジャーナリスト。1948年東京生まれ。1972年東京大学経済学部卒業。同年、共同通信社に入社。京都支局、社会部、外信部。85-88年ナイロビ支局長、91-01年ロンドン支局長、08-11年記事審査室長、11-16年「英語子ども新聞」編集長などを務める。

    ジャーナリストは10を聞いて1を書けといわれている。取材テーマについて幅広く、そして深く知れば、それだけ自信を持って原稿を書くことができる。記事になっているのは氷山の一角、書かれなかった9割がそれを支え、厚みある記事になる。 逆に1を聞いて10を書いたりするのはもってのほか、上げ底の誤った記事(「誤報」)になってしまう

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    2024年03月06日
  • 人間はだまされる フェイクニュースを見分けるには

    Posted by ブクログ

    間違った知識には気をつけよ。
    それは知らないことよりも危険だ。
     ジョージ・バーナード・ショー

    透明性こそ情報に信頼を与える。

    ソーシャルメディアの問題点

    私たちは日々小さな誤解や思い込みを繰り返している。大きな誤解を避けるためには様々な視点に立ってみることだ。

    分かりやすく導いてくれる。

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    2022年03月20日
  • 人間はだまされる フェイクニュースを見分けるには

    Posted by ブクログ

    副題が「フェイクニュースを見分けるには」となっているが、具体的な見分け法はほとんど書かれていなかった。

    ひとつ参考になったのは、3つの情報源を確かめて、2つが同じ内容で1つは違えばきっと事実、3つとも同じなら怪しいと思えってことくらい。

    いったい著者は何を意図していたんだろうと思い、「はじめに」を読み直すと「ジャーナリズムの今をできるだ限り具体的に説明し、未来を展望してみよう」としたと書いてある。

    プロのジャーナリズムってこういうもんなんだよ。それでもこんな事情で偏ってしまうことがあるんだ。
    という話を様々な事例に基づいて10代に語りかけている。

    副題から期待していた内容とは違っていた

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    2020年08月01日
  • 人間はだまされる フェイクニュースを見分けるには

    Posted by ブクログ

    ジャーナリストの著者が若者を対象に書いた情報論。正しい情報の「受け手」であり「発信者」であるために、意識するべきこととは?

    著者の語るジャーナリズム論は偏りなく中立で、易しい言葉で書きつつも要点はしっかりと押さえられ、中学生でも理解できる内容にまとめられています。副題の「フェイクニュース~」に限らず、メディア、ジャーナリズム、(ネット・メディア)リテラシー等々「情報」全般を押さえ、情報にだまされる人間の心理、そんな私たちがどのように情報と付き合えば良いか等、若者に限らず大人でも一読の価値がある内容です。

    私自身、情報との付き合い方は分かったつもりでいても「分かりやすい情報」や「自分の信じた

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    2018年03月20日
  • 人間はだまされる フェイクニュースを見分けるには

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中学生くらいに向けて書かれた本でしょうか。かみ砕いて説明しているので読みやすい。ジャーナリストとは、ジャーナリズムとは何か。情報を人びとに代って取ってきて伝えるのがジャーナリスト、ジャーナリズムの役割。媒体は、新聞、TV、そしてSNSの時代へ。表現の自由で保障されている、自分の考えを表現するためには情報が必要であり、その情報を知る権利も保証されている。でも、果たしてその情報は本物か?情報を何も考えずにただまるごと受け入れるのではなく、まず疑ってかかる。自分の頭で考え、判断することが大切と三浦氏は言う。その判断にもまた情報が必要である。感情ではなく、理性で判断することが大切。

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    2018年03月03日

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