J.M.クッツェーの作品一覧

「J.M.クッツェー」の「マイケル・K」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • マイケル・K

    小説・文芸

    4.6
    1巻1,001円 (税込)
    内戦下の南アフリカ.手押し車に病気の母親を乗せて,騒乱のケープタウンから内陸の農場をめざすマイケル.内戦の火の粉が飛びかう荒野をひたすら歩きつづける彼は,大地との交感に日々を過ごし,キャンプに収容されても逃走する.……国家の運命に巻き込まれながら,精神の自由を求めて放浪する一個の人間のすがたを描く,ノーベル賞作家の代表作.

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ユーザーレビュー

  • マイケル・K
    小説・文芸

    Posted by ブクログ

    マイケルKはとても魅力的な主人公。受け身、翻弄の人生だが、なんとしても身を置きたい状況はある。孤独は全く恐れない。だからこそ大地とは交歓できる。

    マイケルズではなくマイケルというのは、自分は固有の人格だという主張か。

    I部 学園→仕事→母を連れて→母死亡→廃屋に住む→廃屋(農場)を出る→労働キャンプ→畑を1人で耕し、カボチャを食べる→衰弱し、軍に?見つかる

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    2026年07月12日
  • マイケル・K
    小説・文芸

    Posted by ブクログ

    マイケルは即身仏か

    宗教は、このようにして生まれるのかもしれない、と思いながら読んだ。
    Kは即身仏になりかけた。小説の舞台である南アフリカに「仏」という概念がないのなら、神に近づいたと言っていいような宗教性を帯びた生き方をする。俗世を離れ、自然に還ることをひたすら望み、食べずに骨と皮ばかりになり、死の間際まで生きた。
    Kが火葬される母を想像する場面はこう描かれている。「まず髪が光輪を描く炎に包まれ、しばらくすると全身に炎が回って最後のひとかけらに至るまで燃え尽きて崩れ落ちる」。光輪は「神」を思わせる。母は言っては悪いが俗物だが、マリアと重なる。
    第2章では、医師がKを崇拝するようになる。Kは

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    2026年03月27日
  • マイケル・K
    小説・文芸

    Posted by ブクログ

    学生の時に購入して最初の方だけ読んで放置していました。大人になってから久しぶりに開いたところ、一気に読んでしまいました。難しいところもありましたが、引き込まれる本です。当時の南アについてきちんと調べた上で、もう一度読みたいです。

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    2021年02月18日
  • マイケル・K
    小説・文芸

    Posted by ブクログ

    道に 迷ったり
    雑念で 自分を見失いそうになったとき
    きっと 自分を洗い出してくれる 一冊

    極限ハングリーに自由に生きてみること
    農場での溢れるような行動力
    よわっちい現代人の私は見習う点 多々でした

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    2019年09月14日
  • マイケル・K
    小説・文芸

    Posted by ブクログ

    これほど読むのが苦しい本は久しぶりだった。それでもこの苦しさはいったい何なんだ。という思いが高まり続けて、高まったまま読み終わった。
    しかし最後まで読んでも全然、釈然としなくてまだ悶々としてしまう。
    ひとつだけはっきりしているのは、私は、小説を読むということを、あるいは生きるということそのものについて、狭く捉えすぎていたのではないか、前提を取り違えていたのではないか、と思い始めさせられたということ。

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    2019年06月15日

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