作品一覧

  • フェイクドキュメンタリーQ
    3.7
    1巻1,540円 (税込)
    現在、チャンネル登録者数28万人超。ホラー好きの間で「今一番キている」とされる、モキュメンタリ―ホラーというジャンルを築いたパイオニア的存在。個人撮影した恐怖映像が偶然見つかったという設定で、未編集の動画を流すスタイルのジャンルである。見ている人が恐怖の疑似体験ができる所が人気を呼び、ファンが数多くの考察をしているという点も特徴である。 テレビ制作スタッフが、呪いのビデオを追い求め死んでしまった様子が映った動画、『封印されたフェイクドキュメンタリ―』は、再生回数81万回。他にも、防犯カメラに映る、エレベーターで失踪した女性の映像、ドライブ中に、カルト教団に拉致される映像などが人気である。現在19本の動画を出しており、いずれも、20~80万回再生数を誇り、圧倒的な人気を博しているチャンネルである。 「呪いのビデオの現在の行方」「エレベーターに映る女性は防犯カメラに向かって何を訴えていたのか」 今回の書籍は、この人行方不明のテーマのもと、チャンネル内で再生回数の多い、『封印されたフェイクドキュメンタリー』『-(basement)-BASEMENT』『フィルムインフェルノ』『Sanctuary』等をもとにしたホラー短編集。 テレビスタッフを呪った、「見たら死ぬ呪いのビデオ」の行方を新たに発掘する様子を描いたり、エレベーターで失踪した女性がカメラに向かって訴えていたことを明らかにしたりといった内容が明らかに!? 考察好きの方にとって、答え合わせの要素も含んだ短編集。 さらには、動画未公開の書下ろし作品も2作品収録。
  • フェイクドキュメンタリーQ

    Posted by ブクログ

    フェイクドキュメンタリーというジャンルを知っているだろうか?「Q」の動画はその作り込みが行き過ぎており、実際の事件を追体験している気持ちになる。本書はその動画を書籍化したものだ。書籍化に当たってその不穏な空気は些かも減じておらずむしろ増加している。

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    2024年09月14日
  • フェイクドキュメンタリーQ

    Posted by ブクログ

    YouTubeを文章化しただけなのかな?って思ってました。YouTubeは既に観ていたので、そんなに期待はせず手に入れたのですが…
    そうじゃなかった!! YouTubeの続きが載ってました。

    どのお話も興味深く読んだけど、特に「オレンジロビンソンの奇妙なブログ」と新作「"池澤葉子"失踪事件」が印象的。印象的…というか、読後の嫌悪感が凄い。お相手に対して、ここまで長期間粘着し続けるのって、なんだかな(;_;) フェィクと言えども、こういう人(人達)って現実にもいそうで、ほんとに怖い。

    最後まで読んだ後、新作YouTube「MOTHER」を観ると、さらに嫌悪感が増した。

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    2024年08月05日
  • フェイクドキュメンタリーQ

    Posted by ブクログ

    この人行方不明っていうタイトルの本かと思ったら違った。笑
    今流行りのモキュメンタリー小説ということで気になって読んでみました。YouTubeチャンネルを書籍化したものらしく、私はこのチャンネルは知らなかったけど、昔やってた放送禁止シリーズに似た感じで大変ツボでした。謎投げっぱなしなので色々考察ができるのも面白い。考察サイト巡りがはかどるわ!(他力本願)
    各話のQRコードからYouTubeへ飛べるので文字で読んだあと動画で見て、2度楽しめた。最近は本にQRコード仕込む手法が流行ってるのかな。全部フェイクと断言されていても、演者やナレーションまで本物のドキュメンタリー映像っぽくてクオリティが高い。

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    2024年11月11日
  • フェイクドキュメンタリーQ

    Posted by ブクログ

    考察苦手なので、謎が謎のままなのがモヤモヤしますが、雰囲気が面白かったです。元動画を見てからのほうが楽しめるんだろうなーと思いつつ、書籍版は文字+少しの写真だけなので、怖がりの私でも楽しめました。

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    2024年11月09日
  • フェイクドキュメンタリーQ

    Posted by ブクログ

    書店でずっと気になっていたのを遂に購入。
    それぞれの話ごとにQRコードがあり、そこから動画が見れるのが新鮮だった。
    個人的には、異世界エレベーター、キムラヒサコ、オレンジロビンソンの話が特に面白かった。
    異世界エレベーターは、今後1人でエレベーターに乗る時に思い出しそう。
    キムラヒサコは、結局「人なのか人ならざるものなのか」がはっきりわからないまま、話が終わるあたりがゾワゾワとした不安感を掻き立てられる作品だった。
    オレンジロビンソンは、とにかく写真が不気味。その後のハッピーマザーのブログも何とも言えない後味の悪さが残っていてかなり良質なホラーだった。

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    2024年10月17日

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