作品一覧

  • ウェイワードの魔女たち
    4.5
    1巻3,300円 (税込)
    1619年、アルサは魔女裁判にかけられていた。 1942年、ヴァイオレットは、望まぬ妊娠と婚約に人生を奪われていた。 2019年、ケイトは恋人のDVから逃れ、大伯母の遺した屋敷に隠れていた。 身体を、運命を、自由を、取り戻せ。 「魔女」と呼ばれた一族の女たち。暴力と不条理からの解放を求めた彼女たちの戦い。時代の異なる三人の女性の視点で描かれた絆の物語。 英国で25万部超の鮮烈なデビュー長篇。 (原題 Weyward)

ユーザーレビュー

  • ウェイワードの魔女たち

    Posted by ブクログ

    外文はまだ初心者なので、たいてい誰かの感想や書評を見て読む本を選ぶのだけど、こちらは久々のジャケ読み。なんとなく惹かれて読み始めたら、3人のウェイワードの女性たちが歩んできた(歩んでいる)人生が気になりすぎて、一気に読んでしまった。

    女性同士の連帯の物語が、日本でも海外でもヒットしているのを見ると、世界と繋がっている気持ちになる。1人じゃないと信じられる。そう思わせてくれる物語がたくさんあることが嬉しい。

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    2025年09月13日
  • ウェイワードの魔女たち

    Posted by ブクログ

    魔女として世間から排除されたり、親や彼氏から虐げられた女性が潜在能力を使って生き物を操る物語が大好きなので、楽しく読むことが出来ました。男性の事を悪く書いている事が多いですが、後半部分にそうじゃない男性もいる事を書いてくださっている事が素敵な作品でした。来年に作者の新刊が出るそうなので、楽しみです。

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    2024年12月24日
  • ウェイワードの魔女たち

    Posted by ブクログ

    あらゆる世代の女子達への応援歌。
    世の中の因習や抑圧に負けず、本当の自分らしさを失わず、強く生きてこそ人生。

    それにしても、
    抗う手段を奪われて、それでもどうしようもなく許せない相手には思い知らせることができるって、
    それだけで無敵。

    何気なく生きている私たちにも先祖がいて
    何年も、何百年も脈々とと続いている〈何かの思い〉があるのかもしれない。と考えると不思議。

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    2024年09月14日
  • ウェイワードの魔女たち

    Posted by ブクログ

    魔女狩りの時代の17世紀、第二次世界大戦中の20世紀、そして2019年。ウェイワードの血を継ぐ3人の女性達のアイデンティティを貫く姿勢を描く。
    どの時代でも、理不尽な扱いをうける女性たち。少しづつ見えてくるウェイワードの女性たちの力。魔女的な要素は大きなポイントではあるけれど、自身のアイデンティティを求める彼女たちに、エールを送りたい。その影にいる、彼女たちを信じているか弱き男たち(笑)にもエールを…。

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    2024年08月04日

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