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  • テストステロン: ヒトを分け、支配する物質
    5.0
    1巻3,300円 (税込)
    テストステロンが人間の体に与える影響は強大で、遺伝子や文化と協調し、男女の身体と行動を多種多様なものにする。 人間の行動に性差がある理由について意見は分かれるが、科学的には明らかである。 しかし、だからといって、ジェンダーの不平等さや家父長制的な価値観を支持することはない。 むしろ、テストステロンを理解することは、私たちは自分自身と互いをよりよく理解し、より公平で安全な社会を築くことに繋がるはずである。 テストステロンはヒトの心を、身体を、行動をどのように形成するのか? 本書は私たちがテストステロンを深く理解する機会を提供し、「ヒトとは何か?」という問いと改めて向き合うきっかけを与えるだろう。

ユーザーレビュー

  • テストステロン: ヒトを分け、支配する物質

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    初めて、人間の性差がxとy染色体だけではないことを知った。

    テストステロンの分泌量やその時期によっても、自分がどういう性格になるかや、どういう人を性的に見れるかってたところが決まるんだなぁと思った。

    0
    2025年09月23日
  • テストステロン: ヒトを分け、支配する物質

    Posted by ブクログ

    感情や意識を作るのは脳だと思っていたが、少し考えが変わった。何なら、この世界すら、ホルモンが作ったのではないだろうか。男性が性欲、エッチなことに脳や意識が支配されるのはテストステロンのせいだし、女性だってホルモンの影響を受ける。女性にも男性の比ではないが、テストステロンはある。不機嫌、攻撃的になるのもホルモンの影響を受けている。つまり、子孫を残したり、階層序列化、戦争を起こしたりする事にも、ホルモンが影響している。尚、トランプの血液分析する機会があり、テストステロン値が高い事が分かっているらしい。IQや免疫力と同じくらい、この世界はテストステロンが支配している?

    ー オスは繁殖に適した状態の

    0
    2024年10月13日
  • テストステロン: ヒトを分け、支配する物質

    Posted by ブクログ

    タイムリーな読書になってしまった。これも性差(特にテストステロンがそれに与える影響)についてのグッドな本だと思う。ポスト構築主義フェミニズム。フェミニストの先生たちにも読んでほしい。

    0
    2024年08月02日

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