作品一覧

  • 葬式仏教 死者と対話する日本人
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    布施や戒名への違和感の正体 葬式仏教とは、葬送が活動の中心となっている日本特有の仏教だ。 なぜ日本人は「教え」に興味がないのに、仏教で葬儀を行うのか。 日本人の死者を想う気持ちと、すれ違うお寺の関係をひもとく。 お布施・戒名・檀家など制度や金額に釈然としない人たちが急増し、仏教離れが止まらない現代に“葬式仏教の光と影”をあぶりだす! 寺院運営の著名コンサルが説く 死者をめぐる[信仰]と[現実] 供養したいという素朴で純粋な日本人の想いを、思想的な仏教が抑圧。 日本の仏教を衰退させている要因は、お寺と檀家との感覚的なズレ。 日本人の供養文化のすばらしさを再認識し、問題点に一石を投じた一冊! ●人は死んだらどこへ行くのか? ●日本人は葬儀に何を求めているのか? ●どうしてお墓に手を合わせるのか? ●なぜお布施への違和感がなくならないのか? など

ユーザーレビュー

  • 葬式仏教 死者と対話する日本人

    Posted by ブクログ

    思ってた以上に、全然よかったわ。
    正直、葬式仏教という言葉を蔑んでいたのだが。

    「葬式仏教」は日本独特の新しい宗教なのだ。

    本来、人の死は穢れであって、神道、仏教の宗教はそれに関わるべきではなかったようなのである。それが、そも、人を救うにはどうしたらいいのかという、一部の、多分一部の、素朴な宗教家が、人の死を、放っておけなかったことから始まったのではないか。

    日本人の宗教観は、死者を、先祖を弔うこと。
    死者を供養し、死者に見守ってもらうこと。
    それは全く仏教とは関係なく、仏教では一言も言うとらんこと。

    日本人が仏教を取り込んだのではなく、日本の宗教観に寄り添うことで、仏教が日本人を取り

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    2024年11月29日

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