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「ハリー・ブリヌル」の「ダークパターン 人を欺くデザインの手口と対策」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ハリー・ブリヌル」の「ダークパターン 人を欺くデザインの手口と対策」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
人を欺くデザイン ダークパターン
こういうものがあるのかと知識をつけることができたのと同時に、意識せずダークパターンと付き合っていた自分がいたことを再発見できた。
「デザインを改良し、顧客の購買行動を最大化する」という本来ポジディブな意味で使われがちのこの言葉が「顧客を欺いている」という視点で見ることが少ないような気がする。
今まで自分にない価値観のような気がして、勉強になった。
とはいえモノによっては多少仕方がないものも含まれるのではないかとも思うし、全ての方に適切なUIやUXの提供も難しいので社会的な実装は難しいのではないかと感じる。
ただヨーロッパの法整備、アメリカの規制なども進
Posted by ブクログ
ユーザーから搾取しようとする悪意あるデザインの数々を分類して例示してくれる一冊。日常の光景なのに、こうしてあらためて整理して示されると、なるほど感が強い。
■搾取的戦略
ユーザーは道具、弱みにつけこめ、法律はかわせ、抜け穴を利用しろ
■戦略分類と例
知覚の脆弱性:小さい字、低解像度画像
理解力の脆弱性:長ったらしい規約文
意思決定のスキ:デフォルトを受け入れさせる
思い込み:✕ボタンをYesにする
消耗:ポップアップ広告
強制:ユーザー登録しないと次に進まない
負の感情の喚起:やらないと不利益と思わせる
依存症:自動でループする仕組み
■事例
・買い物カートにこっそり入ってる
・購入直前
Posted by ブクログ
デジタルプロダクトのデザインに関わっているのであれば(悲デザイナー含む)、一度は目を通しておくべき内容だと思った。
ダークパターンが生まれてしまう背景には、ビジネス戦略の結果として生まれてしまうケースと、行動経済学や認知バイアスを用いて自然に生まれてしまうケースがあると指摘しており、その原因とダークパターンの種類を多くの事例とともに解説している。
印象的だったのは、摂取的なデザイン戦略と協力的なデザイン戦略の対比。デザインとは本来、企業とユーザーのニーズの間でバランスを取るべきものだけど、ユーザー対する意識と法律・倫理感に対する意識が薄れてしまうリスクがあらゆるところに潜んでいるということ