百瀬文の作品一覧

「百瀬文」の「なめらかな人」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • なめらかな人
    値引きあり
    4.3
    1巻1,093円 (税込)
    たとえこの地球に散り散りに住むことになったとしても家族でいられるように、わたしたちは将来の約束をしない-ー群像の好評連載がついに単行本化。新進気鋭の美術家による清冽なエッセイ。 「実際のところ別に名前自体はどうでもいいとは思うが、必ずしも恋愛にもとづかない関係をときどき家族と名乗ることができたりする社会になったらいいのにな、とは心から思う。  けれど、わたしの中にある「家族」への固執は、おそらくもっと身勝手で、ままならない何かに紐づいている。自分の心と体が誰にも支配されることのない家を、安心して帰れることが約束された家を、わたしはこの手で作り直したかったのだと思う」(本文より) 目次 なめらかな人             ママと娘               骨が怖い               交差点                ビオランテ              カラオケ日和    ねじれたヌード            底意地の悪い             ドクメンタの夜            晋吾のスカート            肉を噛む             バッド・ゲームの向う側        見ない、見えない、見なくていい   身籠り                あの銅鑼が鳴る前に          石に歯                ぬいぐるみたちの沈黙         労働と蕩尽              マイホーム              続・マイホーム            白い塀                遥かなるゾーニング          秘密の融点              砂のプール              あとがき

ユーザーレビュー

  • なめらかな人

    Posted by ブクログ

    十和田美術館での口を寄せるを見て、すごく印象的な作品を作る方だと思ったのでエッセイを見つけて読んでみた。百瀬さんってこんな人なんだというのが少しでもわかった。もっと奇抜で強い印象があったけど、変な人だと思われたくないとか、周りの気が引きたいとか、いい加減で惰性で生きてきてしまったとか共感できるところもたくさんあった。また作品見に行きたいし、エッセイも出して欲しい

    0
    2026年07月02日
  • なめらかな人

    Posted by ブクログ

    日常でぶつかる小さな壁やモヤモヤを、自分の代わりに代弁し分析してくれているような本だと思いました。「そういうことを考えて、思ってもいいんだな」とどこか安心感を与えてくれた本でもあります。

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    2025年03月04日
  • なめらかな人

    Posted by ブクログ

    アーティストならではというのか、五感に訴えてくるような表現が多く、とても刺激的だった。
    自分の感覚が研ぎ澄まされていくような感覚がとても気持ち良いエッセイ。
    感性を豊かにしたいときにもう一度読みたい。

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    2024年11月29日
  • なめらかな人

    Posted by ブクログ

    現代美術のアーティストのエッセイ。
    今年読んだエッセイで1番良かった。
    助走が限りなく少なくてスピードがある文章。
    淡々と衝撃的なことが書いてあるのも湿度がなくて重くない。
    繊細そうな文章を書きそうだと思っていた著者がわりとサッパリした覚悟のある文章を描くのは今までの生き方の葛藤や模索からくる強さなのかもしれない。

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    2024年09月05日
  • なめらかな人

    Posted by ブクログ

    世界を自分の辞書の中にあることばでカテゴライズしようとして 相手を傷つけたり、自分自身も表現しきれない違和感を抱えている。ただその差異を見過ごさず丁寧に丸裸で向き合うような、まっすぐでしかいられない著者の自分との闘いの日誌のような手触りだった。

    0
    2026年06月28日

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