作品一覧

  • 車椅子探偵の幸運な日々
    4.1
    1巻2,860円 (税込)
    難病を患い、車椅子で生活をするダニエルは、玄関ポーチから近所を観察することを趣味としていた。頻繁に通る若い女性のことが少し気になるダニエルだったが、ある日、彼女が誘拐される場面を目撃してしまう。彼はネットを駆使して独自の捜査を始めるが……。

ユーザーレビュー

  • 車椅子探偵の幸運な日々

    Posted by ブクログ

    この本を読めたこと、LUCKYでした!とても優しくて素晴らしい作品。出来れば若い人や学生さんに読んでほしいかな。
    乱暴なくくりだけど、ハンチバックが闇ならこちらは光。光を選びたい。

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    2024年10月09日
  • 車椅子探偵の幸運な日々

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『朽ちるマンション 老いる住民』(朝日新聞取材班)、『車いすにのったらどうなるの?』(ハリエット・ブランドル)を読んでいて、【車椅子の人の生活はどんなものなのか?】と気になった時に見つけた『車椅子探偵の幸運な日々』(ウィル・リーチ)。

    学生の時に車椅子の体験(乗る側・押す側両方)をした事はあるけれど、そこから見えるものはまだまだ少ない。

    それに乗る人を外で見る事が何回かあるものの、それもまたワンシーンを切り取ったものに過ぎない。

    小説という物語形式なら、その描写が多少描かれているのではないか?と思って手に取ったのですが、

    もうちょっとどころじゃなくてすごかった。

    私が今までに読んでき

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    2024年10月08日
  • 車椅子探偵の幸運な日々

    Posted by ブクログ

    ★5 難病を抱えた青年が、死と直面しながらも行方不明の女性を探す探偵小説 #車椅子探偵の幸運な日々

    ■あらすじ
    主人公ダニエルは脊髄性筋萎縮症(SMA)を患っている青年。彼は電動車椅子で生活しており、常に呼吸停止状態になってしまう危険性があった。ある朝、彼が外を眺めていると、若い女性が車に乗り込む様子を目撃する。その後、その女性は行方不明になってしまったことが判明し、彼はSNSを使って独自の調査を開始するのだった…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    ★5 いい作品を翻訳してくれました。難病に苦しむ青年の切なさを、コミカルかつ生き生きと描いた素晴らしい作品です。

    脊髄性筋萎縮症(SMA)という

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    2024年06月06日
  • 車椅子探偵の幸運な日々

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    SL 2025.4.1-2025.4.4
    ミステリ仕立ての思索に富んだ作品。
    いろいろ、もろもろ考えさせられる。障害者に対するわたしたちの態度、考え、偏見。障害者自身の想い。家族の気持ち、生活。家族ではない周りの親しい人たちの関わり。
    ダニエルが、大切な人を失う前に自分が先に逝ってしまうからラッキーだと言うのは切ない。
    でも、誰かに自分を助けさせるのは、そのひとのためにきみができる最高のことだとも言う。

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    2025年04月04日
  • 車椅子探偵の幸運な日々

    Posted by ブクログ

    ミステリの空気が漂う青春小説。普段読んでるどぎついミステリと比べると起きる事件は実に可愛い。SMA患者の状態と心理が丁寧に描かれ、彼と周囲の人との関係が温かくてうるうる。自分はラッキー、そして社会の一員だ、と高らかに叫ぶ場面には胸を打たれました。障がいを抱えた方への視線が変わりました。読めてよかったです。

    0
    2025年02月09日

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