作品一覧

  • わたしは13歳 今日、売られる。 ネパール・性産業の闇から助けを求める少女たち
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    人身売買の被害者の多くは14~18歳の未成年で、大半は16歳以下。10歳未満の幼い女の子が売買されることもあります。コロナ禍を経て、今国内の人身売買も増えています。  被害女性たちの救出・保護・自立支援をおこなうラリグラス・ジャパンや現地のNGOの活動を通し、その実態、背景、人身売買や性犯罪をなくすための活動や、各国または国際社会のとりくみを知り、私たちにできることを考えます。
  • 少女人身売買と性被害 「強制売春させられるネパールとインドの少女たち」その痛みと回復の試み
    -
    1巻1,980円 (税込)
    年間約7000人。性産業へ人身売買される少女たちを救えーー。日本・インド・ネパールのNPO・NGOの連携による深刻な傷を負った女性たちの救出とケア、被害予防のルポ ネパールだけで、年間7千人もの女性がインドの性産業に人身売買されている。10代で見知らぬ男の相手をさせられる性被害の極致。生き地獄のような日々のなか、心身を病んでいく女性たちがいる。貧困と女性差別を背景とした被害は後を絶たず、コロナ後、被害者は増加傾向にある。認定NPOの代表として、取材者として30年近く問題に向き合ってきた著者が、長期間の取材をまとめた。日本・インド・ネパールの国際NPO・NGOの連携によって見えてきた、心と体に深刻な傷を負った女性たちの売春宿からの救出と回復へ向けたケア、被害予防の試みと必死に生き抜く女性たちの姿をルポ。第7回新潮ドキュメント賞受賞作『少女売買 インドに売られたネパールの少女たち』のその後と16年後に見えてきた、自立へ向けた希望の光を描く。 【目次】 はじめに 第1章 人身売買被害者を救うために 第2章 インドの売春宿、その歴史と現状 第3章 救出された少女たちの社会復帰 第4章 保護されても救われなかった女性たち 第5章 コロナ禍と人身売買 第6章 エカトラ・新しい回復のプロジェクト おわりに 【著者】 長谷川まり子 1965年岐阜県生まれ。NPO法人ラリグラス・ジャパン代表。ノンフィクションライターとして、取材過程でインド・ネパールの越境人身売買問題を知りライフワークに。1997年に「ラリグラス・ジャパン」を立ち上げ、代表として活動を続ける。『少女売買~インドに売られたネパールの少女たち』(光文社)で第7回新潮ドキュメント賞を受賞。著書はほかに『インドへ行こう』(双葉文庫)、『がん患者のセックス』(光文社)、『わたしは13歳 今日売られる ネパール・性産業の闇から助けを求める少女たち』(合同出版)など

ユーザーレビュー

  • わたしは13歳 今日、売られる。 ネパール・性産業の闇から助けを求める少女たち

    Posted by ブクログ

    私は2024年の夏、去年の夏、ネパールのカトマンズに初めて行きました。世界遺産に日本から5日間で行けると言う旅行を検索したからです。カースト制度が残っており、日本とは異なる文化がまだまだ残っていることに印象深く思いました。

    それからネパールと言う国に興味をなんとなく持っていたから、この本に巡り会ったのかなあと思います。

    著者はネパールにおける女の子の人身売買を目の当たりにし、助けを求めても誰も動けないので、自らNPO法人を設立して活動を始めたと言う。非常に責任感と行動力のある方です。

    ネパールの女の子は、従順なので、また容姿もインド人好みであるので、また山岳地域で暮らしていたので、体が強

    0
    2025年03月03日
  • わたしは13歳 今日、売られる。 ネパール・性産業の闇から助けを求める少女たち

    Posted by ブクログ

    ひ、人がすごいカジュアルに売られていく…怖い…騙す方も騙される方も、日本人からするとそんな簡単に⁉︎って驚愕してしまうけれど、それは教育をきちんと受けて情報を得ようと思えば得られる立場だからなんだよな。こういうのを読むと、教育と情報の重要性を考える。

    0
    2024年09月10日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!