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  • 都市に侵入する獣たち
    3.3
    1巻2,970円 (税込)
    【日本でも街中に出没するクマが話題になっている今、非常にタイムリーな1冊】 『スミソニアン・マガジン』の2022年お気に入り本に選出! 都市はいかにして野生動物たちにとって魅力的な住みかとなったのか? 道を横切る二足歩行のクマ、 巣のライブ配信中に子猫を獲ってきてヒナに与えるワシ、 動物園のコアラを連れ去ったピューマ――。 リスやコウモリなどの小型動物から大型猛獣まで、 人工的なものの象徴である都市が 思いがけず野生動物を引き寄せることになった理由を歴史的に振り返り、 駆除か保護かの二元論ではない共生への道を探る。

ユーザーレビュー

  • 都市に侵入する獣たち

    Posted by ブクログ

    本書はアメリカにおける都市と野生動物に関するもの。
    日本では直近だと夜星の熊による被害が多発したが、他の国でも同じように野生動物が人間の生活圏に入っきて外などをもたらしているとのこと。

    ただ、一見すると生活圏に新しく入って来る野生動物はデメリットばかりだがメリットもあるし、逆に既に街に住み着いてる野生動物をいたずらに排除することが別の問題をひきおこすこともある。

    個人的に特に興味深く感じたのはコウモリに関するもの。
    コウモリはほとんど病原菌をまき散らすイメージしかなかったが、感染しても発症しないコウモリの免疫システムを研究することで人間の病原菌の対策が進むこと、コウモリが病原菌を拡散すると

    0
    2024年07月07日
  • 都市に侵入する獣たち

    Posted by ブクログ

    大学生の時に、クマと人間との共存について講義を受けたことがあります。この本を読んであらためて共存とは何かを考えさせられる良い本に出会ったと思ってます。

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    2025年11月05日
  • 都市に侵入する獣たち

    Posted by ブクログ

    熊や鹿、イノシシなどの田畑や人間への被害があちこちから伝わってくる。著者はカリフォルニア大学の環境学教授だが、米国でも野生動物と人間社会のせめぎ合いは同じようだ。熊や鹿などに限らず、そもそも人間が野生動物の住処である自然を破壊し街を築いてきたことは、地球上どこでも同じ。私たち人間は、これからどう野生動物と共存して行けば良いのか、真摯に受け止め考えていかなければならないのだ。

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    2024年07月06日

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