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  • 三淵嘉子 先駆者であり続けた女性法曹の物語
    3.3
    1巻1,534円 (税込)
    【内容紹介】 2024年度・前期連続テレビ小説「虎に翼」のモデルは、日本初の女性弁護士の一人であり、初の女性判事及び家庭裁判所長・三淵嘉子(みぶち・よしこ:主演・伊藤沙莉、脚本・吉田恵里香)。本書では、三淵嘉子の生誕から晩年までの生涯と、嘉子とともに歩んだ家族、友人、同僚たちについて紹介する。 1914年、父・武藤貞雄の赴任先のシンガポールで生まれた嘉子。東京に戻ってからは「何か専門の仕事をもつ勉強を」という教育方針を受けたことから、明治大学専門部女子部を経て法学部に編入、高文司法科試験に合格し、女性初の弁護士となる。その後は結婚して1児を設けるも、夫が戦病死してしまう。逆境の中で、子どもを育てながら戦前は認められなかった女性裁判官を目指すことに。そして判事補に任命されてからは名古屋への単身赴任、帰任後の再婚を経て、女性初の裁判所長になる。そんな嘉子が生涯を賭して成し遂げたかったこととは何だったのか。「女性活躍」が求められる今にあって、その先駆者の生涯が今、明らかになる。 【目次】 はじめに 第1部 三淵嘉子の生涯① 学生時代・弁護士編  第1章 誕生から高女まで  第2章 明治大学女子部法科の時代  第3章 試験に合格、弁護士となる  第4章 戦時下・戦後の苦労 第2部 裁判官編  第5章 裁判官となる  第6章 「女性初」の判事として  第7章 家庭裁判所へ  第8章 「女性初」の裁判所所長として  第9章 退官とそれから 第3部 三淵嘉子をとりまく人々・場所・事柄 おわりに

ユーザーレビュー

  • 三淵嘉子 先駆者であり続けた女性法曹の物語

    Posted by ブクログ

    当時の人々の女性への認識や風当たりは今とは全く異なり新鮮な気持ちとなった。偏見にとらわれず、まだまだ女性裁判官や弁護士、検事が増えていって欲しいと思った。

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    2024年06月05日
  • 三淵嘉子 先駆者であり続けた女性法曹の物語

    Posted by ブクログ

    NHKの朝ドラは観ていない。しかし、そのモデルになった方で戦前戦後に活躍した女性、それも法曹界で、という事で読んでみた。
    作者も法律の専門家。三淵嘉子さんの歩んだ道が大袈裟な脚色無しにわかりやすく書かれてあり、読みやすかった。
    女性の社会進出が困難だった時代に、三淵さんだけでなく法曹界で活躍していた女性達のおかげで、現在、女性の社会的環境もよくなってきているのだなぁと実感。まだまだな点もありますけども。

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    2024年11月03日
  • 三淵嘉子 先駆者であり続けた女性法曹の物語

    Posted by ブクログ

    NHK朝ドラ「虎に翼」主人公のモデルとなった三淵嘉子の物語。ドラマを録画して見ているので、ネタバレになるかなぁと思いつつ、結局気になって読みました。女性初の弁護士、判事、裁判所長の生涯とは?

    女性であるという自覚より人間であるという自覚の元に生きて来たと思う(裁判官人生を振り返った嘉子の言葉)

    第一章 嘉子の前半生
    父・貞雄の赴任先シンガポールで誕生。帰国後の明るい青春時代から、弁護士となり、戦争と別れを経験。裁判官となるまでの話。
    第二章 嘉子の後半生
    第三章 嘉子と関係があったり、影響を与え       た人物を紹介

    実話はドラマと大分異なっていました。実際は、ヒロイン寅子の父は逮捕

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    2024年06月03日

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