ローラパーセルの作品一覧

「ローラパーセル」の「象られた闇」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 象られた闇
    3.8
    1巻4,070円 (税込)
    切り絵作家のアグネスに不穏な影が迫る。彼女に肖像画を依頼した客が、次々と謎の死を遂げているのだ。真相解明のためアグネスが縋ったのは、11歳の霊媒師パールだった。死者の口から犯人を聞こうと開いた降霊会を機に二人の運命の歯車は狂い始める――アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞最終候補となった戦慄のヴィクトリア朝ミステリ!

ユーザーレビュー

  • 象られた闇

    Posted by ブクログ

    ヴィクトリア朝を舞台としたホラーミステリ。切り絵作家のアグネスは、消息不明となった元婚約者を待ちながら、質素な日常を送っている。しかし彼女の店を訪れた客が立て続けに不審な死を遂げることになった。思い悩むアグネスは、霊媒の少女・パールに助けを求める。一方でパールもまた、亡き母の霊と会いたいと思い悩んでいた。彼女たちがこっそりと行った降霊会で何が起こるのか。
    地味で静かな読み口だと思っていたら、途中からどんどん目が離せなくなります。数々の事件は何者の仕業なのか、そして霊は存在するのか。マートルとパールの行う降霊会は本物なのかインチキなのかが気になりますが、アグネスとパールの降霊会の迫力は凄まじいで

    0
    2025年01月10日
  • 象られた闇

    Posted by ブクログ

    ゴシックミステリかもしれないけれど、禍々しさや不気味さはあまり(ほぼ)なくて、むしろポップ。切り絵作家というのは面白いな。アグネスを、勝手に若目に想定して読んでいて、結構歳が行っていることに気づいて驚いた。

    0
    2024年03月26日
  • 象られた闇

    Posted by ブクログ

    不安と悩み…人間の最深部にある闇が垣間見える、ヴィクトリア朝時代のゴシックミステリー #象られた闇

    ■あらすじ
    19世紀イギリスのヴィクトリア朝、切り絵作家として生業を得ていた主人公アグネス。苦しい家計ながらも肖像画の依頼を受けていたが、その客たちは次々と不可解な死を遂げる。過去、自身の妹を失ってしまったこともあり後悔の念に苛まれていた彼女は霊媒師の少女に相談、客たちの死の真相を探ろうとするのだが…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    見える…人間の最深部が見える。こ、こわい…

    本作はヨーロッパ中世を感じさせるゴシックミステリーです。終盤まで大きな展開がされることなく、切り絵作家の女性と霊媒師

    0
    2024年03月24日
  • 象られた闇

    Posted by ブクログ

    ヴィクトリア時代のゴシックミステリー。何やら曰くありげな切絵作家のアグネス。産まれた時に母を失い父違いの姉に育てられるアルビノの少女。彼女は姉の命令で霊媒師を生業としている。
    のっけから、暗くジメジメと霞んだ街の様子が迫ってくる。ミステリと言うよりアグネスと亡き妹、少女と姉のウェストの姉妹の哀しい物語として読めた。

    0
    2024年05月24日
  • 象られた闇

    Posted by ブクログ

    5W1Hがあまり明かされず、一つのWに絞った内容で、あの本を思い出すが、喉切ったら返り血浴びるだろ。

    0
    2024年04月24日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!