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  • 天気でよみとく名画 フェルメールのち浮世絵、ときどきマンガ
    3.6
    1巻1,100円 (税込)
    「悪魔」の正体は局地風(ゴッホ《星月夜》)、描かれた雲から降水確率もわかる(フェルメール《デルフト眺望》)、天気の表現でわかる作家の出身地などなど、古今東西の名画やマンガを天気という視点で見直すと、意外な発見に満ちている。画家たちの観察眼は気象予報士よりも凄いかも!? さらに、同じ地域でも時代の異なる作品を比較することで、温暖化などの変化に気づくことだってできる。現役気象予報士による美大の人気講義を再現。 1章 低地・高緯度のオランダが育んだ「光の絵画」 2章 島国イギリスの気象が生んだ「風景画」 3章 温暖なフランスだからこそ印象派が花開く 4章 豊かな日本の雲と雨 補章 漫画、アニメで描かれる気象現象 気象用語解説

ユーザーレビュー

  • 天気でよみとく名画 フェルメールのち浮世絵、ときどきマンガ

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    ネタバレ

    P23 『夜景』
    実際は昼で、薄明光線(P211)を描いたもの

    P38 『あさきゆめみし』
    宇治十帖もあるのは画期的

    P218 蜃気楼
    この図はわからなかったのでした

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    2024年08月11日
  • 天気でよみとく名画 フェルメールのち浮世絵、ときどきマンガ

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    ネタバレ

     絵画とは、対象物を見、それを画家の感性でカンバスに置き直すもの。絵画の中に雲や霧があればもともとどんな雲だったのか?を追いかけることができる。その頃のその場所の天候から、「描かれている場面はこんな天気のときだったのでは」という推理を重ねていく。さすが気象予報士の書く本。
     この本を知ったきっかけはyoutubeの山田吾郎氏の絵画動画でみたことから。

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    2025年04月20日
  • 天気でよみとく名画 フェルメールのち浮世絵、ときどきマンガ

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    天気×アートのコラボレーション。絵画の描かれた時代や場所、内容が分かれば、絵画をもっと楽しむことができます。フェルメールやモネ、葛飾北斎や歌川広重らが描いた作品を、天気に着目しながら読み解いていきます。絵画の見方や表現を知ることで、分野を超えて深く広い世界に触れることができる1冊です。

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    2025年04月03日
  • 天気でよみとく名画 フェルメールのち浮世絵、ときどきマンガ

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    名画に描かれた雲、太陽光、風などの気象現象から、モチーフとなった季節や時間帯、その土地の当時の気候などが考察された、面白い視点の本。

    一例として、同じ晴天の空でも、地中海の乾燥したイタリアの絵画と、比較的湿度の高いフランスとでは、青みの度合いが全く違う。
    このような見た目の違い以外にも、描かれた天気は当時のその地域の人々や画家本人の心情をも表していることもある。

    描かれた天気に注目してみると、絵を見るときの考え方もまた1つ変わってきそうだと思いました。

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    2025年02月03日
  • 天気でよみとく名画 フェルメールのち浮世絵、ときどきマンガ

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    数日前の天声人語でこの本が紹介されていた。
    読んでいる途中だったから驚いた。

    本書は気象予報士として活躍する著者が、名画(西洋絵画と浮世絵)や漫画に描かれる気象現象を読み解いていくもの。
    それぞれの絵から説かれるのは、雨、雪、雲、風、虹、霧や靄、雷や夕焼け空といったものたち。

    たしかに、気象という観点から絵画を改めて見るのは、新しい発見があって、面白い。
    描かれている空の様子が豊かな表現になっているイギリス絵画の魅力を改めて発見した。

    面白く思ったのは、ゴッホ「星月夜」。
    あの火の玉のような星、月の表現はミストラル(フランス南東部に吹く強烈な局地風)を形象化したものではないかという、ホイ

    0
    2024年08月14日

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