作品一覧

  • 増補_戦国史をみる目
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    斬新な戦国時代像を描き、後進に多大な影響を与えた歴史家・藤木久志。その歴史観と学問の精髄を明快に示す論考群を収録した好著に、「戦国安治文書の魅力」を増補した決定版。
  • 図説 日本の城と城下町⑨ 熊本城
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    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 築城の名手である加藤清正がつくり、細川家が支えた鉄壁の城・熊本城。多くの武士が住み、平和な世にあっても戦いへの備えを忘れなかった堅牢な城下町・熊本を探訪する。現地写真のほか古地図や絵図、地形図を駆使して、歴史の地層を掘り起こし、町に秘められた物語と痕跡をたどる。城郭を中心に発展してきた町の歴史・文化を探訪するシリーズ第9弾。熊本で生まれ育ったフリーアナウンサー・武田真一氏の巻頭インタビュー収載。

ユーザーレビュー

  • 増補_戦国史をみる目

    Posted by ブクログ

     『豊臣平和令と戦国社会』や『雑兵たちの戦場』で高名な歴史学者藤木氏の論考や講演をまとめた一冊。上掲の主著で示された説や考え方、史料解釈や歴史観などが、別の角度から述べられていたりするので、藤木氏の考えをより良く理解する上で、とても参考になる。

     その中で最も感銘を受けたのは、「Ⅴ 朝鮮への侵略」と題された章に収められた文章。秀吉による朝鮮侵略により朝鮮の国土は荒廃し、また多くの朝鮮人が日本に連行され、多くの人間は日本に骨を埋めた。韓国に侵略の跡を訪ねた旅での衝撃をもとに書いた文章とのこと。著者の歴史を見る目、民衆を見る目を窺うことのできる文章だ。

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    2024年12月22日

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