シズマの作品一覧
「シズマ」の「これが恋に違いない<デジタル版>」「怪異さんと飛鳥くんのお話」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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今回も安定の怖さ!笑
その中にちょっとずつ優しさと普通の人な部分も出てきてるのが絶妙に面白い!なんだかんだ、仲良く過ごしていく2人なのかなーと思うと、やっぱりこの2人大好き笑
実は愛が激重な攻めの千紘、少し(かなり?)裏のある性格とはいえ、最終的に柊もそれを受け入れていて、すごくお似合いな2人でとても良かったです。そして何より柊がピュアですっごく可愛かった!!大好きなタイプのお話でした!
Posted by ブクログ
「柊が好きなのは愛想がいい俺だ。だから…このままでいよう。バレないように(千紘)」
〝But I won't hide it badly anymore. Don't be in a hurry, let's dye slowly and steadily. Don't regret accepting it〟
Eros度★★★★★
おやおや。人懐っこい笑顔と柔らかな献身の陰に、これほどまでに深く重い愛が隠されていたとは……。
表向きは王道で甘やかな恋人同士の出会いでありながら、読み進めるほどに二人の心理的な駆け引きと執着の深さに翻弄される、実に味わい深い作品でした。
接客が苦手で不器用な柊にとって、カフェで働く千紘の優しさは心から安心できる居場所そのもの。ですが、物語は単なる甘い日常にとどまりません。千紘が見せる完璧な親愛の笑みの奥に秘められた「俺だけを見ていてほしい」という強い独占欲と計算。ふとした瞬間に覗く鋭い素顔に対し、柊が覚える小さな違和感の蓄積が、二人の関係性に絶妙な緊張感をもたらしています。
とりわけ印象的なのは、千紘が隠していた「猫を被っていた本性」を自ら明かす場面です。「まわりが怖がるからにこにこしてる」「柊に近づくためだけに」と言い放ち、「計算ずくでかなり重い」と素顔を見せる千紘。それに対し、拒絶するどころか「僕のために優しく接してくれたのにどうして僕が嫌がるの?」と受け止める柊の健気さと包容力には胸を打たれました。「焦らず、ゆっくり、着実に染めていこう」という千紘の言葉通り、「バレないように」から「下手に隠しはしない」へと二人の距離感が変化していく過程が見事に描かれています。
また、本作の魅力を大いに引き立てているのが、物語と密接に結びついた高密度な濡れ場です。単なる身体の交わりではなく、千紘が柊の愛らしい反応を一つひとつ丁寧に観察し、言葉で追い詰めながら自分の色に染めていく戦略的なアプローチとして描かれています。「今日は知らない千紘くんがいっぱいだ」と感じながらも、身も心も彼に解きほぐされていく柊の揺らぎがたまらなく艶やかです。
「少しずつ知っていって」と語りかけ、本気度を隠さず見せていく千紘と、流されつつも彼に応えようとする柊。二人の深まる絆と情熱に終始圧倒される、読み応え抜群の傑作です。