作品一覧

  • 「もしも?」の図鑑 もしもカブトムシと相撲をとったら!?
    3.0
    1巻990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 カブトムシの能力を人間サイズで考えたら…。小さな昆虫たちの持つ能力のすごさがよくわかる、空想昆虫図鑑! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。
  • 標本画家、虫を描く――小さなからだの大宇宙
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    ◤点と線、ペン先でとらえる生命(いのち)の形◢ 師匠はいない。相棒は顕微鏡と製図用ペン。 描くのは体長数ミリの昆虫たち。 来る日も来る日も、ただひたすらに虫を描いてきた。 孤高の標本画家・川島逸郎が自らの半生と仕事を語る。 ********** 《 標本画100点収録!》 体長が数ミリほどの昆虫を緻密な線と点で描き、第一線で活躍する専門家たちからも一目置かれる、標本画家・川島逸郎。経験と知識に裏打ちされたテクニックを駆使し、私たちの小さき隣人たちの姿を描き出す。五〇年を経てなお続く試行錯誤の日々を、自ら手がけた標本画とともに語る。 ********** 【目次】 ■まえがき ■虫たちの記憶 ■あらためて、カブトムシに向き合い直す単なる写生にあらず ■異次元のミクロワールド ■「描くため」の備え──描画以前 ■前処理 正確に描き、示すために「線引き」の高いかべ ■シンプルな線画でこそ伝わることとは?ひたすら点を置き続ける ■光をとらえる ■数える毛と数えない毛 ■鱗粉に隠された真の姿 チョウの体 ■修正は徹底的に ■忘れられない失敗 ■スケッチを通して、アリの体を学ぶ ■無理難題の依頼 ■窮余の策? 『完訳 ファーブル昆虫記』図版制作の舞台裏前例のない絵 ■蜻蛉の尻尾を描き続けた日々 ■小さな蜂と、先人の仕事とに挑む ■ナナホシテントウを描く ■なめる口とかじる口 カナブンとアオドウガネ ■忌み嫌われる虫 クロゴキブリを描く ■うとまれる虫に秘められた美しさ ■勇み足はご法度 ■ひとつの主題に挑む ホタル科幼虫を描くまで ■蟷螂の斧 カマキリと私と ■あとがき **********

ユーザーレビュー

  • 標本画家、虫を描く――小さなからだの大宇宙

    Posted by ブクログ

    2024年出版。タイトル通りだが、精緻な標本画がとても多い。神が作った昆虫という微細なプラモを更にパーツに戻すが如く、外骨格の虫はパーツ分解が可能なのだと知った。で、そのパーツ毎に、線と点だけで立体として描く技。単純に「正確に書けば良い」等という認識は吹っ飛んだ。好きでなければ不可能、気が狂うだろう…。出版時で筆者は55歳だが、未だ技術を極める途上であるとの事。いやはや…。
    自分は特に昆虫好きという訳では無いが、科学全般は好き。「描く為には科学的視点と分析・知識が必須」という点から、面白かった。
    正直、最初の1ページを読んだ時、「うわ、これは読むの辛いかも…」と感じたのが誤りで良かった。「読み

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    2024年12月08日
  • 標本画家、虫を描く――小さなからだの大宇宙

    Posted by ブクログ

    標本画100点を収録。
    小さな昆虫を緻密な線と点で描く標本作家の、
    昆虫への思いと作画への経験と技巧についてを綴り、
    そしてなお、試行錯誤する日々を描いた、エッセイ。

    幼少の頃から昆虫を描き始めて50年。
    大学の昆虫研究室で学んだ知識が基盤となる、数々の標本画。
    学術論文での標本画も担当している。
    顕微鏡での観察と製図ペンと丸ペンを駆使した絵の緻密なこと。
    線を引くことの難しさ。いかにシンプルで単純化するか。
    点描の繊細さは、点を打つのではなく、置くこと。
    修正はペンナイフや白絵具で。失敗したときの対処も。
    標本画は絵画ではない。形態的にも解剖学的にも正確さを追求。
    無理難題の依頼はヒアリ。

    0
    2024年10月01日
  • 「もしも?」の図鑑 もしもカブトムシと相撲をとったら!?

    Posted by ブクログ

    着眼点が面白くて、虫があまり好きではなくても楽しめた。カブトムシ一つとっても、闘争心が強くて何にでも向かっていく種類もいれば、穏やかな種類もいて、こんなに個性があるんだなあ。

    0
    2024年01月20日

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