津阪直樹の作品一覧
「津阪直樹」の「ルポ リベラル嫌い――欧州を席巻する「反リベラリズム」現象と社会の分断」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「津阪直樹」の「ルポ リベラル嫌い――欧州を席巻する「反リベラリズム」現象と社会の分断」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「ルポ リベラル嫌い」
著者:津阪直樹
なぜリベラル嫌いか?今までリベラルは経済的弱者、貧困層、労働者、高学歴以外の味方だったのに、グローバル化による経済環境の変化により、それらの人々への味方や支援を減少させ、経済的強者、富裕層、高学歴が入り、その人達への味方や支援が増加したからだ。期待していただけに裏切られた気持ちが大きく、リベラル嫌いになった。だから、保守は最初から相手にされてない。代わりに極右、移民排斥に魅力を感じるようになった。
著者は朝日新聞の記者でヨーロッパを取材している。経済・金融の取材経験が多くロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで公共政策修士号を取得しているだけあって、経
Posted by ブクログ
現役の新聞記者が掬い上げた事実や想いを一冊に閉じ込めた記録。新聞紙面に収めきれなかったその記録が丁寧にかつ勢いよく紡ぎ出されている。
自国ファーストか全体主義か。EUの理念である「戦争経験を踏まえた平和のための共同体」「民主主義のシンボル」は素晴らしい。一方で、28カ国にはそれぞれの背景や事情があり経済力が異なり国益を重視することを優先せざるをえない。緊縮を押しつければ国民は動揺し反発するばかりだ。「これはどこかの企業と同じだな」と企業人なら思うし、「これは我が家のことだ」と大家族の主人は思うだろう。「自国ファースト」は仕方ないとの見方もあるが「自国オンリー」になるべからず、国のトップは説明