長澤信子の作品一覧
「長澤信子」の「台所から北京が見える ――36歳から始めた私の中国語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「長澤信子」の「台所から北京が見える ――36歳から始めた私の中国語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
Posted by ブクログ
2023年出版とあったので、最近の話かなと思って買ってみたところ、元々は1985年に刊行された本とのこと。著者も1933年生まれということで、私の親よりもさらに年上の世代の方でした。
なので40歳で中国語通訳者になったというのも、計算したら1973年ごろの話になるんですね。
1972年が日中国交正常化した年なので、国交のない時から中国語を勉強し始め、国交回復の波に乗り、活躍し始めるという流れ。
その国交回復当時の様子やムードがわかって、なかなか面白いです。
なにより著者の前向きさ真面目さパワフルさがすごすぎて、読んでて元気が出ます。
あと序盤の「今はまだ幼い子どもたちが可愛くてしょうがないけど、この子達が親離れしたあと、自分はどう生きていくべきか?」という問いは、ほんまそれですわーと思いました。
Posted by ブクログ
全体的に知的な方だとわかる文章だった。ところどころに散りばめられた多様な書籍や漢詩の引用も知的なことがうかがわれる。
こういう硬派な人は令和の時代では珍しいように感じる。昭和を彷彿させるので新鮮。
個人的な感想になるのだけれど、長澤さんが中国に行った際、当時の中国で大流行した赤い疑惑の主人公、信子と同じ名前だと親近感が持たれたというシーンがなんとなく印象的。日中平和友好条約の時、山口百恵は中国に行けば良かったのに。。。
この本では長澤さんが行かれた、中国東部(杭州、蘇州、北京)と西部(ウルムチ、トルファン)の紀行文もあるのだが、西部の旅がシルクロードに思いを馳せてロマンを感じた。本の中で紹介されてた井上靖の「敦煌」をいつか読んでみよう。
Posted by ブクログ
様々な人に読んでもらいたいくらいすごい話だった 30代後半主婦で2人の子供を育てながらもいずれ来る母業の終わりを見据えて中国語を始め、それだけではなくその後の夢を実現するためには家族にもプラスになることを、と准看護の資格を取り働き始める
好きなことを追うためには長期スパンで何が必要かを見据えて行動を起こしていく様が読んでいて感銘を受ける すごく地に足がついているというか また夫のコラムも少し入ってて良い関係性が垣間見れるのも良い ほんと行動を起こしたい時に起こすためのお金って大事、それこそがチャンスが来た時にすぐ飛び乗るための準備なのである
Posted by ブクログ
40歳を過ぎて中国語通訳となった筆者の体験記。
一言で言うと「凄すぎる」。子育て後の生きがいを求めて中国語を学ぶと決め、寸暇を惜しんで学習し、中国語に打ち込むためのお金を稼ごう&鍼灸などを学ぼうと准看護師の資格を取り、さらに中国を深く理解しようと大学生になる…覚悟がなかったらこんなことできない。でも筆者はやってのけた。
「ひとつの外国語を学ぶということは、もうひとつの世界を持つことだ」とてもいい言葉だと思う。自分の世界が広がるのは素晴らしいことだ。私も英語で洋書を読みたいと思ってチャレンジしてるけど、本気で外国語を身につけたいと思ったら、本気を出さないとダメなんだな、と思った。自分はどうだろう。到底本気出してたとは言えない。仕事があるから、子育てしてるから、家事があるから、疲れてるから…いろんな言い訳して勉強しないで、「英語って難しい〜」とか言ってたな。学問に王道なし。原著読めるように気合い入れ直そう。