ユーザーレビュー 大丈夫、私を生きる。 山川記代香 小5の娘と一緒に読んだ。娘には少し難しい記述も多かったようだが、さっさと読み切ってしまった。 「トリーチャー・コリンズ症候群」という、ときには死の危険と隣り合わせにもなる病気を持って生まれた著者の自伝。本書のタイトルは、私「は」でなく、私「を」生きる。このタイトルからも病気と向き合う著者のメッセー...続きを読むジを感じた。 小学3年生、高校3年生、社会人1年めなど、著者にとっても読者にとっても強く心が動かされる出来事が、飾らずに記されている。誕生から現在までを、著者と一緒に歩いて、著者とその病気について知ることができる本であった。 また、著者の家族の言葉も随所に掲載されている。母親、父親、妹、兄のそれぞれの立場から著者とどう関わってきたのか、その苦悩と喜びの一端に触れることができる。 本書の中で、登場する「ワンダー 君は太陽」の原作も読んでいたが、この病気については全く知らなかった。「知ろうとしない」僕は「知ろう」とする人に一歩だけ、歩み出せたのかもしれない。娘にも読んでもらってよかった。もっともっと、たくさんの人に読んでもらいたい。 Posted by ブクログ 大丈夫、私を生きる。 山川記代香 トリーチャーコリンズ症候群というのを初めて知りました。 正直に言って、始め衝撃を受けましたが、生きる姿勢、周りの人達のサポートや関わり方に感銘を受けました。 言葉や表情、態度は人を不快にも幸せにもできる。 人の縁はマイナスにもプラスにもなる。 自分の人生を感謝したり、されたりのものにするには、起...続きを読むこっていることから目を逸らさずに、必要だから起こると知ること。 乗り越えるのも逃げるのも、プラスに変えようとする気持ちが大切だと改めて学びました。 Posted by ブクログ 大丈夫、私を生きる。 山川記代香 トリーチャーコリンズ症候群、初めて知った。身体の不調だけでなく、見た目でも驚かされる症状で、ご本人のご苦労がよくわかった。 何より前向きに彼女を支えたご家族に敬服する。 これからも前向きで明るい日々でありますように。 Posted by ブクログ 山川記代香のレビューをもっと見る