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  • 蜂の奇妙な生物学
    5.0
    1巻2,640円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【世にも不思議な昆虫の世界へようこそ。83種のハチの生態、徹底解説!】 蜂の種類は、なんと約15万種! 蜂の世界は、私たちが想像するよりずっと多種多様で、そこには不思議な生態をいくつも見ることができるのです。この本では、こうした蜂の興味深い生態をかわいいイラストでわかりやすく紹介。「こんな蜂がいたんだ!」「蜂ってこんなに奇妙な生き物だったんだ!」と、蜂への印象がガラリと変わるにちがいありません。この本を片手に、蜂たちの奇妙な世界へいざ旅立ちましょう! ■目次 ◎口絵   華麗!黄色と黒だけではない美しいハチの世界   これでもハチ?変わった姿のハチたち   いろいろなハチの巣(カリバチ)   いろいろなハチの巣(ハナバチ)   ハキリバチの巣作りの一部始終   ……ほか はじめに ●第1章 知ってる?ハチにまつわる基礎知識   そもそもハチとは何か?   どのようなハチがいるのか?ハチの分類と進化   ハチは危険な生物なのか?   ハチを食生活から比べてみる ●第2章 名建築家!六角形だけがハチの巣じゃない   家は植物のコブの中 タマバチ   壺作りはお手のもの 陶芸家 トックリバチ   嫌な臭いで寄せつけません アシナガバチ   マイホームはカタツムリの殻 マイマイツツハナバチ   束ねた筒は集合団地 マメコバチ   ……ほか ●第3章 お世話になってます!あれもこれもハチのおかげ   畑を守る用心棒たち オンシツツヤコバチ   野菜ハウスにハチの銀行 コレマンアブラバチ   旅は道連れ、風まかせ カマバチ   紙の作り方教えます! アシナガバチ、スズメバチ   見直される伝統食 クロスズメバチの幼虫   ……ほか ●第4章 知れば知るほど奥深い!ミツバチの世界   年寄りをいたわらない?仕事分担の不思議 ミツバチ   究極のヒモ生活? ミツバチのオス   それでも交尾は命がけ ミツバチのオス   人の家に押し寄せて蜜ドロボー ミツバチ   必殺技は「熱殺蜂球」。スズメバチを布団蒸し ニホンミツバチ   ……ほか ●第5章 面白習性!あなたの知らないハチたちの多彩な生きざま   もともとハチなのに…失礼な名前をつけられた ハチガタハバチ   キノコも一緒に育てましょう キバチ   本当はどっち? アリバチ   入り込んでしまえばこちらのもの… エイコアブラバチ   兵隊アリならぬ兵隊幼虫? トビコバチ   ……ほか ●第6章 利用し利用され?植物とハチの不思議な関係   SOS!救難信号で用心棒を呼ぶ カリヤサムライコマユバチ   うらやましい?生涯を果物の中で イチジクコバチ   結婚相手はランの花 ハンマーヘッドオーキッド×コツチバチ   ぴったりフィット①パッションフルーツ×クマバチ   ぴったりフィット②サクラソウ×トラマルハナバチ   ……ほか ●第7章 切っても切れない!ハチに関わる生き物たち   数千個の卵を産むギャンブラー ツチハンミョウ   クマバチの巣に寄生するクワガタ? ヒラズゲンセイ   寄生した相手のやる気をなくす スズメバチネジレバネ   木の上の覇権争い オオスズメバチvsカブトムシ   どうしても入りたくなっちゃう… メンガタスズメ   ……ほか ●第8章 お騒がせ?外国から来たハチたち   クリを守るために連れてこられた チュウゴクオナガコバチ   フランスワインが飲めなくなる? ツマアカスズメバチ   海外でお騒がせ! オオスズメバチ、フタモンアシナガバチ   ……ほか ◎特別寄稿   ハナバチの危機とその対策 (国立環境研究所 五箇公一)   嫌われ者のスズメバチも生態系にとっては大切な存在 (玉川大学 小野正人)   ハナバチ研究の面白さ (筑波大学 横井智之)   植物と食べ物とマルハナバチを守るために (東北大学大学院博士研究員 大野ゆかり) 参考文献 おわりに ■著者プロフィール 光畑雅宏:【著】1971年横浜市生まれ。農業場面における送粉者利用のスペシャリスト。在来種マルハナバチの実用化について中心的な役割を果たし、その利用技術の確立と作物毎の利用ノウハウの構築に注力。一般の市民や子供たちむけの昆虫観察会、講演など幅広く普及啓発活動も行っている。> coco:【絵】作家、写真家、漫画・イラスト描き。著書に漫画『今日の早川さん』1~4巻(早川書房)、『SFのSは、ステキのS』1~2巻(早川書房、「S-Fマガジン」に連載中)、写真とイラストを担当した『ずかん ハチ』(技術評論社)など。 。

ユーザーレビュー

  • 蜂の奇妙な生物学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とても興味深かった。
    bee とwaspの違いや何故くびれが顕著になってきたのか(寄生する相手に狙って産卵しやすい)。
    また送粉者としての蜂の利用。2009年にミツバチの大量死があり、イチゴが食べられなくなるかも、と脅されたことは私も記憶にあった。
    アフリカ種のミツバチを持ってきては?との提案もあったらしいが、キラービーというアフリカナイズドミツバチの問題もあり、結局は持ってくることはなかったよう。

    幼虫が食べるためにキノコの菌糸を一緒に入れておく蜂、雄が見つかっていない蜂(ダイミョウキマダラハナバチ)、スズメバチに寄生するネジレバネ(しかも雌は一生スズメバチに寄生)などなど蜂の雑学は楽しい

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    2024年03月12日

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