ジェローム・コーンの作品一覧
「ジェローム・コーン」の「責任と判断」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ジェローム・コーン」の「責任と判断」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
人が思考をやめるとき、どんな善人でも悪に加担してしまう。本書の主題は、その思考の欠如をどう防ぎ、どう生きるべきかにあると感じた。
彼女は、人間が社会の中で判断し、行動する存在であることを信じている。だからこそ、命令や慣習のせいにせず、「自分の頭で考えること」を出発点に据えた。この姿勢は厳しくもあるが、人間という存在への信頼を感じさせる。
同時に、彼女は個人の力だけで全てを解決できるとも考えていない。制度や組織がもたらす恩恵や限界も理解している。それでも、議論の入口では、責任を曖昧にしないために、まず自分の判断から始めようと呼びかけているように思う。
この考え方は、現代社会にも重なる。組織の一員
Posted by ブクログ
“凡庸な悪”とは何か、アイヒマンが法廷に立ったあの時と、アウシュビッツにいたあの時とはどう違うのか。
政治、道徳というテーマを、古代ギリシャからカントやマキャベリ、ニーチェ等の思想も踏まえながら、組織に生きる我々はどのように生き、そして「無批判に行動すること」の危険性を示唆する内容となっている。
研究が進み、アイヒマンの行動それ自体にも本書(本講演?)登場時よりも明らかになった部分も増えていると聞く、そのため究極は最新の学説も踏まえて解釈する必要はあるが、思考することの必要性、戦後世界における道徳と政治の関係性および危険性に触れることができる一冊。