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  • 自分の「好き」がうつを治す
    5.0
    1巻940円 (税込)
    ひきこもり・過食症・閉所恐怖…… 数々の患者の悩みを解決してきた現役精神科医が語るうつ症状の改善方法 幼少期の親子関係から身についた “強迫性”がうつ症状を引き起こす!? ------------------------------------------------------ 強迫性とは他人の顔色をうかがい「ちゃんとしないといけない」という 思いにとらわれ、無理をするといった傾向のことです。 幼少期の親子関係に由来する、うつ症状の要因であるというのが 精神科医として長年多くの患者を診察してきた著者の主張です。 不安うつやパニック症、対人恐怖症など、 うつ症状と言ってもその症状は実にさまざまです。 これらを改善するには強迫性を緩めることが肝心です。 そのために最も大切なのは「自分の好きなこと」に目を向けることです。 自分には好きなことなどないという人でも、 自分の「こうしたい」「こうありたい」という素直な気持ちを明確にすることで、 強迫性は緩まり、心を楽にすることができるようになります。 本書では、著者が豊富な臨床経験から得た知見を基に、 他人の顔色をうかがうことなく「自分の好きなこと」を大事にして、 さまざまなうつ症状を改善する方法をまとめています。 誰にも相談できずに苦しんでいる人にとって希望の光となる一冊です。

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ユーザーレビュー

  • 自分の「好き」がうつを治す

    Posted by ブクログ

    得るものが多かったので、読み終えてまた再読した。
    うつ病と一言で言っても、いわゆる内因性うつ病は薬物療法と休養で治りやすいのに対して、神経症性抑うつは薬物療法の反応性が低く、精神療法の併用が必要であり、その際に有効な視点が「強迫性」とのこと。
    強迫性が強いと、「しないといけない」に気持ちが向きやすいため、それを緩めることが治療に有効であるという。
    そして、「しないといけない」という気持ちは過去の親子関係に由来しているということで、この指摘はうなずけるものだった。
    「強迫性の強い人は、一人で考え過ぎる傾向があります。一人で立ち止まって、堂々巡りの思考にはまり、自分を虐めています。それが神経症の症

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    2024年01月01日

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