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「宮野裕」の「世界史のリテラシー 「ロシア」は、いかにして生まれたか タタールのくびき」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「宮野裕」の「世界史のリテラシー 「ロシア」は、いかにして生まれたか タタールのくびき」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
人名も地域もカタカナが多く理解が難しい部分もあったが、なぜロシアがウクライナのNATO加盟の意向にあんなに拒否反応を示したのか、キエフという土地がロシアにとってどういう場所なのかということがわかった。
本書では触れられていないが、タタールに支配されていたときに、どういう文化や価値観がルーシ内に流れこんだのか(西欧社会との違い)も知りたい。
現在では「小国」であるモンゴル(タタール)もリトアニアも、かつては強大な力を持っていた。今の世界地図に引かれた境界線が絶対ではないし、今後引き直されるときには血や争い抜きに成し遂げられなければならない。そうじゃないと、本書で扱われた時代から、何ひとつ進歩
Posted by ブクログ
中世のロシア歴史についての知識、というより、認識自体したことがない。すっぽり抜けている事に本書を手にするまで気づかなかった。
十三世紀、チンギス・ハーンに始まるモンゴル帝国が東欧まで侵攻し征服。これは世界史の授業で習った記憶がある。
しかし征服されたルーシ公国(ざっくりいうと現在のモスクワを中心としたロシア西部やウクライナ地域)と言われたところが、どの様な状態だっのかは全く知らなかった。
そして十五世紀末までの約240年に渡り、直接、間接的に、タタール(モンゴル)がルーシを支配し続けた時期を「タタールのくびき」というそうだ。
タタールによる一方的な圧政だったのかと思いきや、乱暴に言うと、元々そ