作品一覧

  • 男性育休の社会学
    5.0
    1巻1,650円 (税込)
    男性育休取得率向上の先に、われわれは何を目指すべきなのか? 日本、ドイツ、北欧での調査をふまえ、育児をめぐる文化や言説、制度の内容、改正のプロセス、実践について分析し、構造転換に向けて方策を提示する。ジェンダーにとらわれない子育てと夫婦のワーク・ライフ・バランスを模索し続けてきた著者による、集大成的大著。

ユーザーレビュー

  • 男性育休の社会学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自身の第二子育休の参考にと手に取った。歴史的動き、主張を体系的にまとめていただいているのも学者ならではと感じたが、個人的にはインタビューの実際の声が多数掲載されていたこと、北欧との比較検討、筆者あとがきでの筆者個人の想いなどに深く共感や気付きが得られた。

    印象に残った点
    ★筆者が男性育休がジェンダー平等の観点で重要と気付きを得たのは、育休の国際会議でEU各国が男性育休をテーマにしていたこととのこと。更には、オーストラリアでの研究駐在時での生活経験も参考になっている。こうした国際会議や海外に足を運んで浸かり、論点を吸収するのは重要だと感じる。
    •スポットのアンケート調査のみならず、政策、文化、

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    2024年05月14日

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