五ノ井里奈の作品一覧

「五ノ井里奈」の「声をあげて」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 声をあげて

    声をあげて

    小説・文芸

    4.5
    1巻1,485円 (税込)
    あなたも一歩、踏み出す勇気を。 震災を契機に自衛官を夢見た少女は、入隊後、絶望を味わった。訓練中の性暴力を報告するも自衛隊は黙殺。そして彼女は実名・顔出しでメディアに訴えることを決意したが……日本中に勇気を与えた五ノ井里奈の物語。 「(わたしが)声をあげて」と「(あなたも声をあげて」という2通りの意味をタイトルに込めました。読み終わったあとに一歩踏み出す勇気を感じてもらえたら嬉しいです――五ノ井里奈 ※本書に掲載されている二次元バーコードは、デバイスの機種やアプリの仕様に よっては読み取れない場合もあります。その場合はURLからアクセスしてください。

ユーザーレビュー

  • 声をあげて

    Posted by ブクログ

    閉鎖的な自衛隊内部の性暴力問題を、自身の経験をもとに赤裸々と語る。被害の詳細だけでなく、五ノ井さんの幼少期の話から東日本大震災の経験、彼女自身の怒り、悔しさ、悲しみといった感情やお母さまの言葉、問題を取り上げたYouTuber、記者、議員たちの姿も描かれていた。五ノ井さんの朗らかで人を笑わせることが好きな明るい性格も、誹謗中傷に耐えかねて塞ぎ込みトラウマやフラッシュバックと闘う姿も、すべてに胸打たれ涙を拭った。このように勇気ある告発をし、最後まで闘い続けた彼女に畏敬の念を表する。

    0
    2025年03月02日
  • 声をあげて

    Posted by ブクログ

    加害者の先輩自衛隊員の態度に腸が煮えくり返り、五ノ井さんの頑張りに泣けてしょうがなかった。

    1999年宮城県で生まれ2011の震災で被災。
    その時出逢った女性自衛官に憧れ、志高く入隊するも彼女を待っていたのはセクハラを超える性暴力だった。

    仮にも国や人の為に身を挺して働く自衛隊員が、階級や年齢、立場を利用して、仲間である女性隊員に日常的に性暴力を繰り返すなど卑劣極まりない。

    実名・顔出しで声をあげた彼女に向かうSNSの誹謗中傷も許し難い。

    今月12日は刑事裁判の判決日。
    五ノ井さんの思いが報われる事を願ってやまない。

    1
    2023年12月10日
  • 声をあげて

    Posted by ブクログ


    セクハラ、いや、性暴力で、
    自衛官を退職せざるを得なくなった著者の
    生い立ちから、現在の戦いまでを描いた書籍。

    生い立ちなんか関係ないではないかと思っていたが、
    彼女が「声をあげ」た理由がわかった。
    彼女は組織が自分に馴染まないとはんだんしたら、
    行動に移せる人なのだ。
    泣き寝入り、無駄な我慢はせず。

    だから自衛隊でも、
    それまでの女性先輩たちが我慢、泣き寝入りしていたことを許せず、
    闘うことができた。

    昔の日本人だったら、、いや、いまでもそうだろうが、
    お前が我慢すれば組織は安泰なのに、
    余計な波風立てやがって、
    という風潮をひっくり返す彼女の意思に感服する。
    23歳の誕生日、、という文章があった。
    若い。
    若い力が日本を変えていくのだろう。
    古い考えの年よりは消えていけばいいのだ。

    脱線するが、世襲議員は若くても古い考えの人が多いのではなかろうか。
    そりゃそうなるわな、その考えのもとで議員やってるわけだから。
    まして地方選出。地方の古い有権者から選ばれる世襲議員が日本の発展を止める。
    小選挙区で新陳代謝がさらに遅れてしまった。
    日本が衰退を始めた時期と案外被るのではなかろうか。

    話はそれた。
    若い力を感じる本だった。

    しかし、、、
    この本は加害者が謝罪したあと示談にしようとしたが、
    誠意のなさに民事裁判になったところまでが描かれているが、
    その後のニュースで加害者は犯行を否認、
    無罪を主張しているという。
    この本に具体的に書いてある、五ノ井さんへの謝罪内容を否定ということ。
    懲戒解雇され、加害に向き合っていないのか。
    しかも幹部自衛官がSNSで五ノ井さんを中傷、、、

    体育会系はどうしたってセクハラに行きそうで、
    それはわからないではないが、
    それが許される世の中ではない。
    であれば女性を入れないことだ。
    ・・・あ、入れなければ入れないでジェンダーフリーではないか、、、
    要するにセクハラはいかんのだが、、
    それがわからん奴が多すぎる。組織ぐるみでないことを祈るが、
    組織の上層部にそういう馬鹿がいたら、そんな高給取りは首にするしかない。
    それこそ新陳代謝だ。


    プロローグ    
    1 強く生きる
    2 異常な日常
    3 夢のゆくさき
    4 闘い
    5 声をあげてから
    6 傷    

    0
    2023年10月24日
  • 声をあげて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一気に読み終え…られませんでした。

    途中、『性加害を受けた描写がここから○○ページまで続きます。フラッシュバックのおそれのある方は、○○ページの「□□□」から読み進めてください。』との注意書き。
    あぁ、ここからが地獄なんだな、と思ったら不覚にも泣けてきた。

    自衛隊変わるかな、日本変わるかな。
    変える、と言いたくなった今日この頃。

    0
    2023年10月17日
  • 声をあげて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2023/06/06予約 10
    読み終えた今日、偶然とはいえ、元自衛隊員3被告の第2回公判が31日、福島地裁(三浦隆昭裁判長)で開かれ、元上司の男性の証人尋問のとき五ノ井さんが体調不良を訴えて倒れた。とのニュースを知った。
    悲しい。
    311の被災地支援にきた女性自衛官に憧れ入隊。
    そこで性暴力を受け退職。
    理不尽なことは承知の上で顔を出し実名で告発する。
    若い彼女が決意するには、どれほどの葛藤があっただろう。容赦ない誹謗中傷で傷付きフラフラになりながら、嘘はついてない、と諦めない姿。
    こういう人にこそ自衛隊で活躍してほしいのに。
    今日もどんなにか辛かったことでしょう。
    あの時、死なないでくれて、ありがとう。
    五ノ井さんにこそ、生き抜いてほしい。
    陰ながら応援してます。
    そして多くの人に読んでほしい。

    0
    2023年07月31日

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