作品一覧

  • 道徳および立法の諸原理序説 上
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    1~2巻1,320~1,430円 (税込)
    イギリス近代を代表する思想家にして法学者ジェレミー・ベンサム(1748‐1832)。本書は、近体功利主義の創始者として知られる彼の代表作と目される記念碑的著作である。ここでベンサムは、人間の快と苦痛のみに基礎づけられた功利性の原理をもとに個人と共同体のありようを徹底的に解析し、そこから真に普遍的な法体系を導出しようと試みる。その挑戦はわれわれをどこに導くのか? 刊行より200年以上経てもなお倫理学、法哲学、政治思想など広範な分野に圧倒的な影響を与え続けている名著を、このうえなく清新かつ平明な訳文で送る。上巻は「第13章 罰すべきでない場合」まで。文庫オリジナル。

ユーザーレビュー

  • 道徳および立法の諸原理序説 下

    Posted by ブクログ

     立法の全大系を、道徳も含めて、整えようとの試みには、途中で「挫折」しているものの、迫力がある。フランス革命以前にこうした試みに挑む先人がいたことに敬服する。しかも、その内容は、若干、宗教的なものの扱いに関しては違和感をぬぐえないが、現代でも十分通用する人間の本質に基づいた分析から行われていることに驚かされる。

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    2022年12月04日

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