パーパス本の1冊目としてチョイス。いつもお世話になる秀和システムさん。著者は神戸学院大学の准教授、相島淑美氏。
感想。
導入編。以上。
備忘録。
・パーパスには様々な定義がある。その中で共通する部分は、「社会において、私たちは何のために存在しているか」。パーパスはwhy。ミッションはwhat。ビ
...続きを読むジョンはwhere。バリューがhow。諸説あるが。
・花王の例。執行役員40名が2年間かけて検討。パーパスが「食と健康の課題解決」、ビジョンが「アミノ酸の働きで食習慣や高齢化に伴う食と健康の課題を解決し、人のウェルネスを共創します」。
・パーパス経営の実践に必要なこと。①経営トップの関与、②会社での取り組みとすること、③全社員が自分事として受け止め共感すること、④経営や事業の枠組みに落とし込むこと、⑤全社的に、各人が継続的にパーパスについて考える機会を作ること。
・パーパスの設定には、ゼロから作り出すのではなく、既存の理念や価値観の分析から。これまでどのように成長し、どのような課題に取り組み、どのようにお客様の役に立ってきたのか。事実から検討を始めることで納得感が出てくる。
・コンシャス・キャピタリズム。社会へのポジティブな影響とビジネスの両立を目指す新しい資本主義。「世界で一番大切にしたい会社」で語られている。存在目的。そこで働く誰もが同じ方向を向き、協調しあいながら物事を進めていく。