【感想・ネタバレ】図解ポケット パーパス経営がよくわかる本のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

パーパス本の1冊目としてチョイス。いつもお世話になる秀和システムさん。著者は神戸学院大学の准教授、相島淑美氏。

感想。
導入編。以上。

備忘録。
・パーパスには様々な定義がある。その中で共通する部分は、「社会において、私たちは何のために存在しているか」。パーパスはwhy。ミッションはwhat。ビジョンはwhere。バリューがhow。諸説あるが。

・花王の例。執行役員40名が2年間かけて検討。パーパスが「食と健康の課題解決」、ビジョンが「アミノ酸の働きで食習慣や高齢化に伴う食と健康の課題を解決し、人のウェルネスを共創します」。

・パーパス経営の実践に必要なこと。①経営トップの関与、②会社での取り組みとすること、③全社員が自分事として受け止め共感すること、④経営や事業の枠組みに落とし込むこと、⑤全社的に、各人が継続的にパーパスについて考える機会を作ること。

・パーパスの設定には、ゼロから作り出すのではなく、既存の理念や価値観の分析から。これまでどのように成長し、どのような課題に取り組み、どのようにお客様の役に立ってきたのか。事実から検討を始めることで納得感が出てくる。

・コンシャス・キャピタリズム。社会へのポジティブな影響とビジネスの両立を目指す新しい資本主義。「世界で一番大切にしたい会社」で語られている。存在目的。そこで働く誰もが同じ方向を向き、協調しあいながら物事を進めていく。

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2023年12月11日

Posted by ブクログ

パーパスとは、企業の存在意義であり、何のために社会に存在しているのか、自分達がいなくなったら社会はどうして困るのかを明確にするもの。パーパスを明確にすることで、社員のモチベーションとエンゲージメントが向上し組織力があがり、顧客や投資家が共感してくれるブランド価値の向上につながる。
パーパスは美辞麗句を編み出すのではなく、自分達の企業文化と実績から滲み出してくるものを組織全員で探求するプロセスこそが重要だと感じた。そうすることで、社員が納得するパーパスとなり、顧客からも共感してもらえる。
リーダーが熱く語り続け、社員自らが作成に関わり、パーパス実現の取組を取り続けるための仕組みや制度を整備することで、パーパスを活用したパーパス経営による企業価値の最大化が期待できる。

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2023年07月29日

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