作品一覧

  • なぜコリアンは大久保に集まってくるのか 在日コリアンの経済学
    3.0
    1巻2,200円 (税込)
    「在日朝鮮人の形成とその活動」に関する研究は、日本人の行ってきた植民地支配、民族差別への反省を促し、自らの尊厳の回復を企画するものとして進められてきた。従って、そこでは、日本帝国主義が朝鮮人に加えた直接的な暴力や迫害とそれに抗しながら続いた先鋭的な民族運動の発掘が先行した。だが、その後は、(1)移動の実態、背景と統制、(2)社会運動と統合政策、(3)関東大震災時の朝鮮人虐殺事件など、かつての在日コリアンに関する運動史や政策史研究が進む一方で、それら以外の分野の研究も増え、たとえば、(4)生活と文化に関する社会史的研究も増加してきている。 ところが、そうした中で、「日本における在日韓国・朝鮮人の経済活動」に関する研究は未だに活発ではない。【中略】 そこで、本書では、在日コリアンの産業経済史研究に対する分析をより深めるという趣旨のもと、経済学の「道具」を用いて、さまざまな「質問」に「答える」といったスティーヴ・D・レヴィットの研究方法を採用し、在日コリアンのさまざまな「質問」に迫って行く。(序章より)
  • 乾杯の経済学 韓国のビール産業
    -
    1巻2,200円 (税込)
    植民地期、朝鮮独立後と続く韓国および北朝鮮のビール産業の足跡を辿った書。韓国・北朝鮮の比較研究により、2国の制度的な相違等を探ることによって、韓国経済発展のメカニズムを究明する。
  • 産業史からみる朝鮮韓国経済史入門
    -
    1巻4,400円 (税込)
    本書は、朝鮮・韓国経済史における主要課題および問題点を言及し、その課題や論考を踏まえ、各経済のいくつかの対象・分野への分析を行う形で、朝鮮韓国経済史研究の入門書としての役割を担うことを狙いとするものである。ただし、主要課題や論考の紹介においては、その全てを取り扱うことは到底困難であるため、重要度が高いと判断したものに限定する。各経済の分析の順番は、朝鮮経済 → 植民地朝鮮経済 → 韓国経済 → 北朝鮮経済の順となる(はじめにより)

ユーザーレビュー

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!