カール・ダイセロスの作品一覧
「カール・ダイセロス」の「「こころ」はどうやって壊れるのか~最新「光遺伝学」と人間の脳の物語~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「カール・ダイセロス」の「「こころ」はどうやって壊れるのか~最新「光遺伝学」と人間の脳の物語~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
『「精神病って、正確には何なのでしょう?」
「現実との断絶です」』
(第5章 ファラデーケージ ——統合失調症)
光遺伝学の第一人者、カール・ダイセロスによる理論書…ではなく、彼が今まで見てきた症例紹介と言ったほうがいいだろう。分かりやすく言えばオリヴァー・サックスの「妻と帽子をまちがえた男」みたいな感じだ。
心の病気である「うつ病」や「統合失調症」などを取り上げ、科学的解説も交えるものの文学的な読み物としての側面が強い。いや、全然いいんだけどね。そうして彼が触れ合ってきたからこそ、患者の内面を(おそらく)正確に記述できており、特に第5章の統合失調症は一つの物語としてわりと完成していたんじ
Posted by ブクログ
面白かった。現在ホットなダイゼロス博士のオプトジェネティクス(optogenetics)の本、と思ったらば、そうでもない、が、面白い(どやねん)。しかし、訳がしんどい。臨床例のところはまだ読めるとして、全体的に原文を想像してしまうという、ものすごくしんどい読書がオートパイロットで行われる(自分の問題だが)。定型句ぽい言い回しとか、そのまま直訳されても、、。ともかく、日本語向きではないので、それをここまで翻訳しているのはすごいことだと思う、が、めんどくさくとも、ダイゼロス博士の論文だけ別読みするのがよかろうとは思う。原題はProjectionsという、お洒落な掛け言葉(でもないか)で、気の利いた