作品一覧

  • 家族でテキ屋をやっていました
    3.2
    「はい、ウマイよ、できたてだよ!」 「大たこ焼き、6個で500円だよ!」 日本の祭りを盛り上げるテキ屋の屋台。しかし、行政による締め付けが厳しくなった昨今、徐々にその姿を減らしている。 そもそも、テキ屋はいったいどのような組織なのか? どうやってテキ屋になるのか? 扱う商品は誰が、どうやって決めているのか? br> 商売をする上での縄張りは? そしてどれくらい儲かるのか? 日本の風物詩であるテキ屋、これまで明らかにされてこなかった実態を、テキ屋一家に生まれ育った著者が赤裸々に描く。

ユーザーレビュー

  • 家族でテキ屋をやっていました

    Posted by ブクログ

    なんとなく家族経営のようなその実態は

    どうなっているのか

    その筋の方々とは やはり繋がりがあるのか

    上手く流行の商売はどうやって取り入れているのか

    などなど かなり知りたいことが分かる内容でした

    テキ屋ならではの商売の符丁や

    酔っ払いの撃退話など

    なかなかの冒険譚ですので

    楽しく読めました

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    2024年03月21日
  • 家族でテキ屋をやっていました

    Posted by ブクログ

    何となくダークな裏側を想像していたテキ屋業界が分かりやすくコミカルに描かれていて読みやすかった。コロナ明けには出店の雰囲気も一変してあるのだろうか。

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    2023年08月28日
  • 家族でテキ屋をやっていました

    Posted by ブクログ

     私の中での「テキ屋」のイメージは、やはりフーテンの寅さんですね。バナナの叩き売りとかやってるアレです。
     「テキ屋」とは、縁日や盛り場など人出の多い所で露店や興行を営む業者さんのことで、香具師(やし)・三寸・大道商人とも言い、必ずしもヤクザ(反社会勢力)と同等の商いではないようです。

     本書は、テキ屋の娘に生まれ、当事者として自らの40年テキ屋生活を回顧的に語った、言わば著者の自叙伝です。
     平易な言葉で語られるテキ屋のリアルは、小学生のお仕事拝見の日記風レポートのようで、厳しい状況も淡々と描かれ、ほのぼの感さえあります。
     著者の生い立ちから小・中・高時代、会社就職、結婚、廃業へと、波瀾

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    2023年07月17日
  • 家族でテキ屋をやっていました

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    家族でテキ屋をやっていました

    著者:高里杏子(きょうこ)
    発行:2023年2月13日
    高裁社
    *構成:河合レン

    現在50代前半で孫も2人いる著者。もちろん作家ではなく、今はパートをしながら主婦をしている彼女が、テキ屋の娘として生まれ、就職して他の仕事をしつつも、やがて親の仕事を引き継ぎ、2018年に廃業するまでのお話。

    テキ屋ってヤクザでしょ?と何度も言われ、自分でも疑問に思い、世間でもそう思われているふしがあって、怖い世界だとも思われている、でも実際は優しい人情味溢れる世界・・・というような書き出しから始まり、知っていることをできる限り書く、という前提で、テキ屋はヤクザとは違う、本当の

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    2023年05月10日
  • 家族でテキ屋をやっていました

    Posted by ブクログ

    縁日の屋台の中の人の呟き。
    時代も変わっちゃったし各方面への気遣いもあるのでしょうか、ちょっと遠慮しながら書いてるみたいで、読んだ感想も若干薄めになってしまいました。
    あんず飴を売り尽くす話なんか、テキ屋商売もお祭りだ!みたいな勢いがあって面白かったんですけどね。

    0
    2023年04月15日

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