高里杏子の作品一覧
「高里杏子」の「家族でテキ屋をやっていました」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「高里杏子」の「家族でテキ屋をやっていました」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
私の中での「テキ屋」のイメージは、やはりフーテンの寅さんですね。バナナの叩き売りとかやってるアレです。
「テキ屋」とは、縁日や盛り場など人出の多い所で露店や興行を営む業者さんのことで、香具師(やし)・三寸・大道商人とも言い、必ずしもヤクザ(反社会勢力)と同等の商いではないようです。
本書は、テキ屋の娘に生まれ、当事者として自らの40年テキ屋生活を回顧的に語った、言わば著者の自叙伝です。
平易な言葉で語られるテキ屋のリアルは、小学生のお仕事拝見の日記風レポートのようで、厳しい状況も淡々と描かれ、ほのぼの感さえあります。
著者の生い立ちから小・中・高時代、会社就職、結婚、廃業へと、波瀾
Posted by ブクログ
家族でテキ屋をやっていました
著者:高里杏子(きょうこ)
発行:2023年2月13日
高裁社
*構成:河合レン
現在50代前半で孫も2人いる著者。もちろん作家ではなく、今はパートをしながら主婦をしている彼女が、テキ屋の娘として生まれ、就職して他の仕事をしつつも、やがて親の仕事を引き継ぎ、2018年に廃業するまでのお話。
テキ屋ってヤクザでしょ?と何度も言われ、自分でも疑問に思い、世間でもそう思われているふしがあって、怖い世界だとも思われている、でも実際は優しい人情味溢れる世界・・・というような書き出しから始まり、知っていることをできる限り書く、という前提で、テキ屋はヤクザとは違う、本当の