著者は帰化済みであるが、在日の思考がよく分かる。
日本人としては理解し難い部分が多々描写されている。
帰化済みのため、対在日に向けて何かしらの意趣かと勘ぐってしまうほどだ。
著者の主張=在日の本音とすると、それはもう日本国ではない。
そもそも著者の両親(在日1世)は貧困からの渡航者で
...続きを読むあり、帰国を制限された事実もない。また身内や知人が朝鮮戦争当時に密航したことも記されている。
WWⅡの日本の戦後処理の甘さも一因としてあるかも知れないが、密航に関しては日本に責任は無い。
読後、ただ嫌悪感しか残らない。
終戦時、日本国籍だったと著者は何度も主張しているが、台湾人も著者ら在日と同条件。
しかし台湾側から同様の主張がほぼ聞こえてこないのは何故か。