共同通信社運動部の作品一覧

「共同通信社運動部」の「アスリート盗撮」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • アスリート盗撮
    4.0
    1巻990円 (税込)
    2020年10月12日、アスリートの性的画像問題についての第一報が配信された。共同通信運動部の女性部員ふたりからはじまった一連の調査報道は、JOCや警察を動かし、社会的なうねりを巻き起こしていく。調査報道の舞台裏から、盗撮罪をめぐる法制度整備の動きや盗撮加害者の実態解明まで、これからのスポーツと盗撮の問題を考えるための一冊。

ユーザーレビュー

  • アスリート盗撮

    Posted by ブクログ

    ここで取り上げる盗撮は、撮影行為と違法な公開がセットになったもの、SNSをはじめとするネット上での「晒し」に焦点をあてている。
    盗撮自体は何十年も前から存在していたが、社会問題にまでなるのはスマホとネットとの組み合わせによるものだろう。
    もとより肖像権を無視して個人の写真を公開できるはずもなく、ましてや性的に消費するなんて許されることではない(見るだけなら問題ないけど、見られる方は気持ち悪いよね)。これにサイトの広告システムが絡んで、規制も難しい。残念ながら、こうした写真を掲載することで閲覧数や検索数が簡単に上がってしまう。見る人間の存在が問題なのだとしたら、解決には時間が必要だ。

    0
    2022年10月18日
  • アスリート盗撮

    Posted by ブクログ

    一番驚いたのは盗撮を商売にしたマーケットの存在
    そして市場規模の大きさ

    被害者やその関係者だけではなく(元)加害者や加害者臨床の専門家、犯罪心理学の専門家へのインタビューもあることで深みが出て良かったと思う

    何はともあれ被害者が責められたり何かを改めるのではなく、悪いのは100%加害者である。という認識が常識として共有されて欲しいと切に願う

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    2022年11月17日
  • アスリート盗撮

    Posted by ブクログ

    難しい問題だよ。なあ。
    表現の自由と、そもそも、性的って何、何がどこまで規制されるべきかって。
    性的興味を持ってはいけないというのは、話にならない。ありえない。
    「気に入らないこと」をすべからく規制するのも、意味がわからない。
    とはいえ、性に関する被害は人格の根本に関わるところだから、守られなければならない。性的な関心を持たれたから性的被害を受けたという発想は、アホらしくて取り上げる気にはならないし。
    自分がこう見て欲しいという権利はあるが、それと違う見方をされたからって、処罰されたらたまらない。

    そうは言っても、クソみたいな男がいる(あえて男というが)ことも間違いはないし、クソは社会に放置

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    2023年02月09日

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