渡辺健一郎の作品一覧
「渡辺健一郎」の「自由が上演される」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「渡辺健一郎」の「自由が上演される」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
分量のわりに引用される思想家が多いものの、いずれも平易に説明されるので難解さはないし、ひとつひとつの紹介が面白い。演劇や教育に限らず、映画や小説、暮らし、労働といったさまざまな場面で誰しもが遭遇し少なからず考えたことのあるであろう関係の非対称性や自由、演劇性の問題があらためて言語化される。たくさんのことが書き込まれてその全てに対して明瞭な答が与えられているわけではない(というか与え得ない)ので、これを足がかりに各自がどうやって思考を展開していくのか、というのが大事なんだろうなと思う。手もとに置いておきたい一冊。
日常への応用性といった点からはややはずれるけれど、ハイデガーのナチス加担に関する解
Posted by ブクログ
「演劇教育」の実践者・渡辺健一郎による「自由」という大きな問いを考え直そうとしたはかりごとの軌跡が書かれた本。
無学な私にとっては、読めるようになりたい本、というところか。それでもなんとか、両者の溝を埋めようとあがくならば、次のような物言いになるのかもしれない。
自由を与え/奪い返そうとする「戦争」の、刻一刻が歴史に刻まれる有様をリアルタイムで眺めていると、能動的/受動的という二項対立をもつ自由を求める戦いには、勝者はいないという気さえする。
能動は事後的であり、観客は上演を止められる━━。 自由をめぐって「演じる」「観る」という、それぞれのステークスホルダーによる非対称な行為こそが、新
Posted by ブクログ
第一章
・フーコーインパクト、、規律訓練
・ドゥルーズインパクト、、デジタル管理:環境管理型権力
・ダブルバインド(ベイトソン)、、反復されることが問題
第二章
・コンセンサスが前提にしているのは、係争の当事者と社会の当事者の間のズレそのものの消滅である
・不和へと開かれるには無数に存在するはずの「まだ聞こえてない声」への通路を担保する必要がある、そのためには自分という領域を確定するわけにはいかない。
・「ケアとはニーズを満たそうとすること」
・ニーズ(↔欲求)byノディングス
、、明示的ニーズ↔推察されるニーズ→ケアは時に暴力を伴いうる
第三章
○ハイデガーのダブルバインド
・ドイツの近代国