スティーヴン・スミスの作品一覧 「スティーヴン・スミス」の「環境経済学:『沈黙の春』から気候変動まで」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 環境経済学:『沈黙の春』から気候変動まで 4.0 ビジネス・経済 / 経済 1巻1,881円 (税込) 「コースの定理」から「スターン報告」まで、環境経済学説と公共政策の基礎をつかむ レイチェル・カーソンが『沈黙の春』を発表したのは1962年のことである。同書は、マラリア蚊に効果のあった殺虫剤DDTを大量に散布することが深刻な環境汚染をもたらすと警告し、その後の環境政策の嚆矢となったのは周知の通りである。これに先立つこと10年、イギリスもロンドンスモッグの甚大な被害を受けて、環境規制の法制化がはじまり、1956年には大気浄化法が制定されている。 それから半世紀以上が経過し、環境問題は社会運動やエコロジー運動というよりも経済学の一大分野として確立した。この間開発されてきた経済モデルなしには、問題への有効なアプローチは困難になっている。 本書は、そうした道具立てをこれ以上ないほど分かりやすく伝える本になっている。コースの定理、規制アプローチと市場アプローチ、環境の費用計算、そして気候変動のさまざまな枠組みというように、それぞれのモデルが過不足なく、適切に配置されているのが最大の特長である。 気候変動はじめ環境問題への関心はかつてない高まりをみせている。巻末にこの数十年の出来事を概観する訳者解説と年表も付した。 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> スティーヴン・スミスの詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 環境経済学:『沈黙の春』から気候変動まで ビジネス・経済 / 経済 4.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ A very short introductionと謳っているように、環境経済学の総論的な入門書。非常に読みやすく、短時間で基本的な概念を理解するのに適している。 筆者の主張を展開するというよりは、環境政策のアプローチの考え方と可能性・限界を紹介するに留まっている。 0 2022年05月02日