プロフィール
- 作者名:尾瀬あきら(オゼアキラ)
- 生年月日:1947年07月26日
- 出身地:日本 / 京都府
- 職業:マンガ家
『初恋スキャンダル』と『とべ!人類II』で第31回小学館漫画賞を受賞。代表作『夏子の酒』がTVドラマ化された。その他作品に『初恋スキャンダル』、『ぼくの村の話』などがある。初期には「松本めぐむ」名義で『鋼鉄ジーグ』、『仮面ライダーX』などのアニメや特撮の漫画化を手がけた。
作品一覧
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4.3全18巻759円 (税込)『夏子の酒』『蔵人-クロード-』など、日本酒を扱った漫画作品を描き続けた尾瀬あきらが、新境地にチャレンジした意欲作です。「寿限無」など子供でもおなじみの楽しい噺から、「子別れ」「文七元結(ぶんしちもっとい)」など人情噺も落語を知っていても、知らなくても楽しめる内容となっています。この作品の生命線・落語の監修についているのは、落語愛好家にはもうおなじみ、柳家三三師匠です。当代きっての名人・柳家小三治師匠の弟子として修業を積み真打となり、落語界トップクラスの評価をされている実力者です。落語家の世界では30歳代はまだまだ若手なのですが、柳家三三師匠は人気・実力ともに「今おもしろい落語家」としてもっとも注目を集めている次代のホープです。落語って何?古臭い江戸時代の話でしょ?という方でも落語の世界に引き込むコミックです。もちろん落語好きの方も、数十人の現役噺家から取材した修業逸話が随所にちりばめられているから楽しめます。「平成の落語ブーム」として注目度抜群の落語の世界を『どうらく息子』から覗いてみてください。
掲載誌
ユーザーレビュー
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購入済み
もっと続いてほしかった
銅ら治が真打になるまで続いてほしかったです。
あや音との新婚生活、子供の誕生、その後の生活。
銅ら美、小ゆめ、緋ゆめの成長。小銀の再婚。志ん銅の結婚。錫楽の活躍。
銅楽、夢六、慎蔵の活躍等、描いてほしかったことが描かれてない。
今巻を含めてこれまでの話が良かっただけに、中途半端感が否めない。
残念です。 -
Posted by ブクログ
「ぼくの村」とはいわゆる三里塚(千葉県成田市三里塚および同山武郡芝山町)のことである。もしかして若い世代には「三里塚ってなんじゃらほい」という人もいるかもしれないので、ちょっと説明を加えよう。話は一九六六年(あれからもう三〇年以上にもなるのだ)にさかのぼる。国はこの三里塚に新たな国際空港をつくる、と決めたのである。「それがボタンのかけちがいのはじまりであった」と言ってしまえば一言ではあるが、その村の人々にとってはそんな一言では済まされるものではないだろう。この物語の主人公は言う、「1966年7月4日 国は決めたんだ ぼくらの牧場を…… ぼくらの村をつぶすことを……!」(第三話 ベトナム戦争)