西川幹之佑の作品一覧
「西川幹之佑」の「死にたかった発達障がい児の僕が自己変革できた理由 ー麹町中学校で工藤勇一先生から学んだこと」「発達障がいのわが子が笑顔で自律する育て方ー 特性とともにしあわせになる55のヒント」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「西川幹之佑」の「死にたかった発達障がい児の僕が自己変革できた理由 ー麹町中学校で工藤勇一先生から学んだこと」「発達障がいのわが子が笑顔で自律する育て方ー 特性とともにしあわせになる55のヒント」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
現在小学校2年生の息子がASD&ADHDで、私の子育ては毎日が本当に多難。困り事を解決する具体的方法も知りたいし、気持ちも救われたいから、いろんな情報や書籍にあたっているけれど、たいていは、「同じ発達障害でも、うちのコの参考にはならないな⋯」と思うことが多かった。発達障害はスペクトラムなので、人によってそれぞれ。ASDかADHD片方の人、両方あってもどっちが強いか、知的障害の有無、ギフテッド傾向の有無、学習障害の有無によっても異なるから、自分の子に似てる人の参考になる意見を見つけるのなんて、ほんとに難しい。
ところが、この本は、具体策についても精神面での学びについても、全方位で本当に参考になった。バランスボールなどは知ってたけど、ブルーライトカットの話や文房具のこだわりなど、すぐに役立つ情報も満載。ミチムラ式漢字カードはすぐに検索して注文したくらい。
120程度の高IQだけど天才というほどじゃない、というところも、うちのコと同じで、ちょうどいい。磨けば光る原石。ヘタをうつと腐る高級食材。ロールモデルを見つけよう、という話が出てくるけれど、まさにそれ。西川幹之佑さんを息子のロールモデルにしたいなぁ、と勇気が出た。
一点だけ違うと思ったのは、特別支援学級の話。今は知的障害と自閉症・情緒障害のクラスが分かれているので、赤ちゃん扱いはされないと思う。うちのコは今通常級だけど、特別支援学級に移ることを検討中。発達障害に関する世の中や学校での知識が増えて、意識が良い方に変わってきている気がする。
もちろんこの本も、息子が生きる世界を良い方に変えてくれる一助。この本の出版目的のとおり。本を出してくれてありがとう。
Posted by ブクログ
著者は、父方が4代続けて東大を卒業している名家に生まれたが、ADHD、ASD傾向、学習障がいを併発し、中学校入学まで「超問題児」で毎日死ぬことばかり考える日々を送っていた、執筆時点では大学生の西川幹之佑氏。そんな著者が、千代田区立麹町中学校に入学し、独自の教育に取り組んでいた工藤勇一校長と出会って「自己変革」できた経緯などについて、同じような悩みを持つ人の役に立てればという思いで、振り返る。
工藤校長の目的志向型で生徒に真正面から向き合う教育についても、また、それを受け止めて大きく成長した著者についても、率直にすごいと思った。発達障がいにはグラデーションがあり人により状況はそれぞれなので、安易に一般化はできないとは思うが、発達障がい児への教育の在り方(あるいは発達障がい児本人の育ち方)の1つのモデルケースになるのではないかと思う。
発達障がい児が学校生活等においてどのように感じているのかということについても理解が深まった。わかっているのに言葉や行動でなかなか表現できずに真意が伝わらないもどかしさや、「赤ちゃん言葉」で接することなどによりいかにメンツやプライドが傷ついているのかといったことに思いが至った。発達障がい児の自尊心の尊重ということが重要だと認識した。
また、「自律」や「最上位目標」という考え方など、本書には、発達障がい者に限らず、よりよい人生を送るためのヒントが散りばめられていると感じた。
本書は母親や編集者と協働しながら執筆したとのことだが、著者の伝えたいことがよく伝わってくる良書である。