旅行する楽しみといえば、美味しいものを飲み食いする、有名観光地を巡って目の保養をするなど、人それぞれだ。
全国には個性あふれる本屋さんが多くある。
旅のついでに寄りたくなる本屋さんを取り上げているのが今回の本。
昨日、「新幹線に揺られて善光寺詣で」をしたが、善光寺の表参道を少
...続きを読むし離れた所に「遊歴書房(ゆうれきしょぼう)」がある。
店主の宮島悠太さんは、世界中を旅した経験を持ち、地元の書店に長年勤めた経験を活かして様々なジャンルの本をそろえている。
元ビニール工場の倉庫だった建物「KANEMATSU」の中にある。
中に入るとカフェがあり、その先の扉を開けると入り口が見えてくる。
開けて中に入ると本がぎっしり詰まった棚がお出迎え。
本好きにはたまらない空間だ。
「世界を遊歴して歴史を遊ぶ」というコンセプトから付けた店名。
何だこの店はと思ったのは「古本と珈琲とジンジャーラーメンブックス」だ。
富山市にあり、元ラーメン店だった店舗の名前を受け継いだ経緯があった。
カウンターはラーメン店時代のものを利用している。
「バターチキンカレー」は人気で、カレーが食べたくて訪れる常連もいるそうだ。
扱っている本は、オカルト、幽霊、怪奇、モンスターなどマニアックだ。
地元の大きな本屋さんも取り上げていて、この県にはこんな書店が地域に根付いていることも分かる。
パラパラめくると行きたくなる本屋さんが次から次と登場する。